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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

意識の世界だけでなく無意識の世界にも理想がある!(みんなの病理論 4/10)

2012-10-06 | 第五章「和解と平和」

 実は、この2-3日胸の痛みに悩んでいた。知人が心臓の病に倒れ苦労しているので、私ももしや心臓かもと思い不安になった。しかし、この胸の痛み、7歳くらいから悩まされていて、青年期くらいまで、結構頻繁にあった胸の痛み(生育史に起因する神経症的な痛み)にも似ていた。

 「生き甲斐の心理学」では、不安や悩みは理想と現実のギャップから生まれると考えている。そして、もう一つ、理想も意識の世界だけでなく、無意識の世界の理想もあるので、その両方考える必要があると学ぶ。そこがとても大切なのだ。

 無意識の世界というと、かつてはフロイトが無意識を発見しことで有名になったが、別に臨床心理学の特許でもなく、本当は数万年の人間の歴史、伝統宗教などでもお馴染みである。ただ、思想史の文脈の中で、近代思想家が意識に注目し、その中でフロイトの無意識の意識化やユングの研究などが広がっていったようだ。

 それは、とにかく、無意識の中の理想が(幼いころに経験し、いつの間にか無意識の世界に形成された理想・・・そういう理想なのだろう)現実の生活の中で悪さをする。この勉強をすることで、2-3の自己事例を見つけたりした。

 今日の朝になり、胸に湿疹ができていることに気づいた、身体からくる不安と、生育史からくる不安、原因はそのミックスだったようだ。人間というのは、結構ややこしい存在。大げさな私を観て、家人が笑っていた。

 最後にかるた的一句。

 『理想にも 意識・無意識 二つあり 二つの理想 点検しよう』 

みんなの病理論 4/10

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