イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ほめるって意外と難しい、それを知るだけでも価値はある!

2010-01-30 | 第四章「愛とゆるし」

 ほめることを、研究しようと思った。ちょっと、インターネットで検索すると、確かにブームのようで、様々な研修などのサービス情報、ちょっと怪しげな情報もある。玉石混淆のようである。

 「ほめる」。自分の人生にこうした彩りがもっとあればと思いめぐらすと、様々な感情が呼び起されてくる。ほめて、お互いに輝いた素晴らしい思い出もあるが、それが出来なかった思い出と悔恨の感情も。ほめるって、意外と難しい。

 湧いてくる、暗い感情を大切にするというのが、「生き甲斐の心理学」でのセオリーであるので、そのことを考える。うまくほめられない理由というのが、自分のこころの底にあるようである。

 誰かが代りにほめるべきだ(逃避)。今ほめなくてもよいのでは(先延ばし)。自分はほめる価値のない(自虐、劣等感)。変に相手を傷つけるのでは。誤解されるのでは。奢らせるのでは・・・そんな様々な理屈が隠れていたようである。そんな雑念が、本音でほめる行動を押さえてしまう。

 自分の一般的な傾向も見えてくる。もっと打てば響くようにできなかったのか。純粋と一致の修行が足りないのだろう。

 自分が、夫として、親として、子供として、あるいは同僚として、上司として、世話役として、生徒として、社員として・・・その「ほめる」が出来なかった、累々と横たわる残念の数々。

 ただ、見方を替えると、自分が相手から様々な原因で素直にほめられなかったことも多かっただろう。そんなことをふと思った。

 それだけで考えた価値があった。達人(素晴らしいほめる達人も周りにいますので!)を除いてほめることが下手な人も結構多いことに気がついたのだ。

 きっと魂と魂の熱いほめる会話がなされても良いはずなのに、立場その他で行動とならない。そんなことも沢山あるのだろう。世の中本当は意外と善意と好意にあふれているのだ(伝達できれば格段にすばらしいのだが)・・・

 もうひとつ気づいたことは、今ここでのほめる気持ちを、素直に行動に移す。打てば響くようにする。ちょっとした、簡単なほめるもあり、それは、すぐにできそうだということだ。ほめることを身に付いた習慣にすることができたら、世の中少しづつ明るくなると思う。

(感謝の領域<褒める>12/60)

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