イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

まずは小さな一歩から!

2010-01-11 | 第三章「無意識の世界」

 ある日、某先輩と一緒に新宿の飲み屋に、二人で入った。アワビ食べ放題というキャッチフレーズに誘われて入ったのだ。若かったので、何皿も食べ、そしてお酒を酌み交わした。数時間後、アワビの追加を頼むと、店員が嫌そうに、アワビだけがポンと載った皿をだしてきた。裏にはきっと箒が立てかけているような気配で、あわてて出た記憶がある。

 随分前の話であるが、その時の話題は「会社を辞めるにしても3年くらいは続けなければ」という、「石の上にも3年の話」だった。それから、アワビ=石の上にも3年と条件反射的に思い出す。

 当時は社会人になって間もないころであったので、諺の意味は深くは考えてもいなかったが、今、その諺を聴くと、理にかなっていると思う。

 一つは、人はこころの防衛機制(投射、感情転移、逃避・・・)もあり、何か事があると、踏みとどまって反省し自分を磨くというより、不安感(自分に警告を与えている)を避け外部環境を変えれば良いという考えに陥りやすいということだ。ただ、本質的に自分の問題は解決されない。いつか来た道を意識し踏みとどまらない限り、問題は繰り返される。

 さて、自分の治らないこうした欠点は沢山あるが、幼いころ、若いころは両親から小言をよく言われ、最近では娘から小言を言われる、整理整頓と掃除が下手な癖。今年は、自分は下手だと勝手な自己イメージに安住しないで、新しい自己像にチャレンジしてみよう!まずは小さい一歩から。

(生き甲斐の創造 8/15)

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