昨日、村上春樹訳の「The Catcher in the Rye」(J.D.サリンジャー 白水社)を入手した。大学生の時に、野崎孝訳を読んだが、それから40年近くして再読することにしたのだ。村上春樹訳というのもワクワクする。
大学生になってから、好んで読んだ作家のひとりが、サリンジャーであった。そして、このThe Catcher in the Ryeは、ずっと心のどこかに残っていた気がする。タイトルにもあるThe Catcherは、とても地味だが大切な仕事をする。楽しんでいる子供が崖から落ちるのを静かに防ぐという、不思議な仕事をする人なのだ。
6年前に長年務めた会社をやめ、新しい世界に飛び込んだが、これも自分のどこかにあった、このThe Catcherなる<理想>が影響を与えていたのかもしれない。
福祉関係の仕事。教育の仕事。NPOの仕事。ボランティア・・・。
そんな、自分の<理想>も含め、この年末年始、キャッチャー・イン・ザ・ライを読みながら、のんびり考えてみたい。<理想>は日々の感情生活に大きな影響を与える。
(日々の感情を豊かにする 10/15)
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