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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

都会で飛行船を見ながら(つながる感覚)・・・

2009-12-21 | 第三章「無意識の世界」

 昨日、都心に出かけたが、飛行船が飛んでいた。浮かんで、静かに移動している様子をぼんやりと見ていると、実にのんびりする。

 夕方には、四谷周辺で同じ飛行船を見ることができた。結構早い速度で移動しているようで、シャッターチャンスを何回か失ってしまった。

 浮遊している(ように見える)感覚と、繋がっている感覚。そんなことを考えた。昨晩、内田樹氏の本で、読み落としていた、「村上春樹にご用心」(アルテスパブリッシング発行)をパラパラと読んでいたら、次のような一節があった(人の影響を受けやすいのか、文体までが内田樹氏にすぐ似てしまう)。

 霊性というのは、「つながっている感覚」だというのが私の基本的な理解です。(霊的な配電盤 54ページ)

 なるほどと思う。人と人のつながり・・・・・例えば親しいAさん、好きな一面もあるが、最近嫌いな一面を発見した。そのアンビバレンツな感覚の中で、思考し、行動していく。それも、結局はつながっている感覚があればということなのだろう。

 愛の反対は憎悪と考える人も多いが、基本的にはつながっていて、ある意味「対」なのだろう。愛の反対を無関心とした、マザーテレサはつながっている感覚を基盤に考え、その反対を無関心としたに違いない。憎悪でも気になっているのだから、まだ繋がっている内。

  生き甲斐の心理学を学ぶ中で、「体験の解釈が世界を変える」という名言がある。

 そして、解釈を変えることで、激し怒りが「ちょっと気になる」程度、あるいは友好的感情に切り替わる経験をされた方は多いと思う。

 

 飛行船は浮遊しているようで、人々の関心を集めているかぎり、どこかでつながっている。

 (日々の感情を豊かにする 4/15)

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