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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

サクラン感も大切!

2009-10-20 | 第一章「意識と知覚」

 自分の幼かった6歳、7歳、8歳のころのストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱の謂わば暗い感情)をいろいろ考えていると、その感情の知覚があってから、いろいろ人生が変わり、より深まり豊になっていくように思えてならない。

 幼友達の事故死、アラスカの経験、そんな中で感じたストレス曲線の知覚。特に錯乱感や恐怖感など豊かな?暗い感情。

 そして、恐らく9歳、10歳ごろになっていただろうか・・・毎週日曜日に参加していた修道会の日曜日のミサで、あるシスターが歌われる、なんとも素敵なキリエ・エレイソンの歌声。その時に感じた幸福感というか統御感(暗い歌かもしれないが、何か幸せなのだ)、そういった感情は、幼い頃に体験した恐怖とか錯乱の感情の知覚がなければ得ることはできなかったと今は思う。

 他人のことは良く分からないが、今でも、ギョッしたりの錯乱感は、弱いものを含め結構感じる。これを、自分は狼狽しやすく精神的に未熟・・・などと自己否定的に捉えるのではなく、統御感への道しるべを沢山いただける幸せなものと、自己肯定的に捉えるのが良いようだ。錯乱感で重要な発見をすることがある。

 サクランを感じることは、その対極にある統御感への重要な知覚。素晴らしいオーケストラの演奏も、様々な要素から成り立つものだ。

 サクランの意味を深く考えることは、確かに重要だ。そして修行を積む必要のある分野かもしれない。私は、まだまだ未熟であるが。

(不安の知覚 4/6)

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