イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

椿!

2009-03-13 | 第五章「和解と平和」

 先日、伊豆の小室山で椿を観た。

 椿は幼い時から、庭先にあったこともあり、見なれた花である。確かに綺麗ではあるが、痛みが目に付くし、落花もあるので100%好きな花では無かった。

 ただ、じっくりと鑑賞すると、バラと同じように、多くの品種もあり、椿ならではの味もあり遠くまで来た貝があった。

 椿は、結構評価が分かれる花のようである。落花が首が落ちることを連想したのか、嫌う人もおり、また病気の人への贈り物としては問題が大きいようだ。また、私も写真を携帯電話のカメラではあるが良く撮るが、傷が目に付いたりで、被写体を探すのに一苦労である。

 完全無欠な花ではないが、どこか惹かれる(体感ベースで)ところがある。

 最近家族のことを、いろいろ思い巡らしているが、何か椿に似ているように思う。普段着で生活を共にしているわけであるので、お互いの欠点も目に付きやすい。あとは解釈の問題が重要である。天国にもなるが地獄にもなる可能性もある。

 花のイタミや傷、あるいは落花などに意識を集中させ、自分の理想と程遠いと考えるか、そこはかとなく漂う香りや、健気に咲く美しさを体感し感謝できるかある。

 生き甲斐の心理学から、感謝と満足を大事にすることを学んだ。先日、理論的に本当かと知人と論争したが、感謝と満足を大事にすることが、こころの健康の秘訣であることに結論づけられた。

 椿と家族(家族と限定することもないが)に感謝である。

<家族 3/4>

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