先日、伊豆の小室山で椿を観た。
椿は幼い時から、庭先にあったこともあり、見なれた花である。確かに綺麗ではあるが、痛みが目に付くし、落花もあるので100%好きな花では無かった。
ただ、じっくりと鑑賞すると、バラと同じように、多くの品種もあり、椿ならではの味もあり遠くまで来た貝があった。
椿は、結構評価が分かれる花のようである。落花が首が落ちることを連想したのか、嫌う人もおり、また病気の人への贈り物としては問題が大きいようだ。また、私も写真を携帯電話のカメラではあるが良く撮るが、傷が目に付いたりで、被写体を探すのに一苦労である。
完全無欠な花ではないが、どこか惹かれる(体感ベースで)ところがある。
最近家族のことを、いろいろ思い巡らしているが、何か椿に似ているように思う。普段着で生活を共にしているわけであるので、お互いの欠点も目に付きやすい。あとは解釈の問題が重要である。天国にもなるが地獄にもなる可能性もある。
花のイタミや傷、あるいは落花などに意識を集中させ、自分の理想と程遠いと考えるか、そこはかとなく漂う香りや、健気に咲く美しさを体感し感謝できるかある。
生き甲斐の心理学から、感謝と満足を大事にすることを学んだ。先日、理論的に本当かと知人と論争したが、感謝と満足を大事にすることが、こころの健康の秘訣であることに結論づけられた。
椿と家族(家族と限定することもないが)に感謝である。
<家族 3/4>
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