イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

壁にぶつかった時!

2008-06-08 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 仕事でも、勉強でも・・・どういう訳か物事がうまく進まない時がある。いわゆるスランプの状態である

 さて先週、テレビドラマの篤姫と母との対話に素晴らしい一言があった。思わずメモをとってしまった言葉は次のとおりである。

 「思い悩んだら考えるのではなく、感じるのです。」

 生き甲斐の心理学を勉強しつつあるため現在の状態もあるのか、この言葉はこころに響いた。

 現在ちょっとしたスランプに私はいるようである。先日、ノートに思っていることを書いてみた。両義的な部分があって自分の考えに感じる部分がない。それなりに理由があるのだが・・・

 壁にぶつかり、苦しくなると、こころの平安を保つ防衛機制が働きだす。これは苦しい時の賜物と考えることもでき無闇に嫌うものではないが、長期的にみると人生に禍根をのこすようなことに繋がることもある。本来は克服できるのに、それを避けてしまったという性格のことである。

 心ある人はこうした場合、「言いわけするな!人のせいにするな!八当たりするな!背水の陣!・・・」などと自らを叱咤激励し、この種の防衛機制と戦う。もちろん、他人に強要したり、自分のこころの健康を害してまで責める必要はない。本人だけが本来掴める微妙なことであろう。

 防衛機制の研究はフロイトをはじめとする精神分析学派の偉大な成果であるが、生き甲斐の心理学でも沢山学ぶ。14の防衛機制がある。例えば合理化。「自分の欠点を認めるのが苦痛なので、それを正当化して自分を納得させる方法」。今の場合はこれかもしれない。

 防衛機制で、こころの健康状態が悪く、自分の内にあるはずの回答が見えにくくなった時。静に祈りつつ何かを感じてみたい。

<日1/4>

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尚、このブログは次を参考にしています。

生き甲斐の心理学
植村 高雄
ユースフルライフ研究所

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