梅雨晴れ間に月を探し月を見つけた時は嬉しい。都会の雑踏で見つけた時は感謝の気持ちになる。その日の深夜帰宅時の駅のプラットフォームでまた月を見つける。違う景色ではあるが、月は月である。
人生の夢とは何だろうかと考える。幼いころ、パイロットになりたいと思ったり。小学生時代は科学者。中学生・高校時代は建築家。大学に入ってからは、小説家?創造工学や実験心理学の研究。サラリーマン時代は・・・
自分の夢の歴史は、一見脈絡がないように見える。恐らく、時々の心の防衛機制に影響を受けているのだろう。ただ、一貫して流れている傾向というものがあるようにも思う。私の場合は空に向かう、真理を探究する、信仰を深める、そんな傾向があるのかもしれない。
また、エリクソンの発達心理学で研究された、年を取るに従ってのDNAから展開されるようなテーマが影響していることもあろう。例えば、幼いころはお世話(ケア)などはほとんど考えたこともなかったが、今は、それが主題となっている。
さらに、夢は現世の自己実現の軌跡であると同時に、信仰の世界に通じるものではないだろうか。
夢は、頭で考える側面もあるが、体感・五感で感じるものでもある。座禅のあとの清々しさ、ミサや黙想会のあとの清々しさ、静かな鬱蒼とした神社で感じる爽やかさ・・・
夢は、過去にも未来にもなく、今ここで感じるものなのだろう。月を観ながら想う。
<月1/4>
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