人間らしく

日記です

古典に学ぶ・・・

2018年03月13日 06時07分43秒 | 日記
 夏目漱石の「流れに竿させば流される。とかくこの世は住みにくい・・・」をふと想い出して著作「草枕」と「坊っちゃん」を読み直してみた。
さすが名作といわれる訳が判ったように思う。
文章が流麗である、語彙の豊富さに驚く、さらに読んでいて簡潔でリズム感のある自然な文章構成が実に素晴らしい。
中学校のころ読んだ記憶があるが、あらためてその美しさに驚かされた。やはり古典の名作には、学ぶべき何かがある。
それに比べて、最近の「日本語」は、乱れに乱れてはいないのか。
例えば、「めっちゃ・・・」、「やばい・・・」とか「えぐい・・・」が若者中心に使われているようだが、嘆かわしい。
美しい日本語を、子々孫々まで語り伝えていきたいものである。
古典の名作を読んでいての感想である。



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