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日記です

我が青春・・・私の音楽行脚(6)

2018年01月08日 05時53分24秒 | 日記
 東京に転勤したころ、夢であった「ステレオ」「ピアノ」をなけなしの給料をはたいて購入した。
「ステレオ」は4つのスピーカがあるCD4だった。
当人は勿論、子供達に聴かせたい一心だったが、子供達にはそんなそぶりが見えなかった。
本人は、一生懸命レコードを買い漁った。チャイコフスキーのバレー音楽、メンデルスゾーンの「ヴィオリン協奏曲」、「世界名曲音楽全集」等。
後々になって気がついたのだが、子供達はちゃんと聴いてくれていたのだ。
音楽は正座して聴くものだと思ってきたが、それは間違いだと知った。
遊びながらしっかり聴いているのだ。まさに「音楽」は自然の声なのだ。
子供達はピアノの道へ進むこととなった。
恐らく、耳だけではなく、身体全体で聴いていたのだと思う。音楽は楽しんで自然にサラリと聴くものだ。
LPレコードが、ドンドン増えて行ったのがその頃だった。



                道 後 温 泉 に て


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