コロナの感染は未だ収束を見ず、拡大の一途をたどっている。感染者は1000万人を超えてさらに拡大が続いている。
経済を重視するあまり、感染対策が疎かになり、感染が急増している国々も見受けられる。
一方、一部の国々では、コロナ収束後の新しい社会を如何に構築するかを真剣に模索し始めている。
「グリーン・リカバリー」と言って、人間の生存を中心に据えた「包摂的な政策」を進めようとするものと聞く。
経済成長優先の政策から決別して、地球環境に配意した食料、エネルギー、福祉等様々な政策が包摂的にされることになる。
地球環境にも、地域循環型社会にも応えようとするもので、暮らし易い社会を実現しようと試みるものである。
日本では「新しい生活様式」が言われているが、まだまだ検討の余地があるのではないか。日本も出遅れてはならない。
日本のリーダーシップを大いに期待したい。
阿 蘇 ・ 中 岳 の 噴 火 口