優勝したり成功すれば、誰しも嬉しくなって、有頂天になり、舞い上がってしまう。それが普通の人間の姿だろう。
目標を達成すれば有頂天になり、次第次第に慢心の落とし穴に嵌っていく。
慢心は傲慢の入口であり、余程注意しないと、「傲慢不遜な人間」になり下ってしまう。
「勝って兜の緒を締めよ」の戒めは、順調に事が運んでいる時こそ、慎重にかつ謙虚であるべき教訓だ。
舞い上がってしまうと、周りが見えなくなり、次には奈落の苦難が、待ち受けている。
有頂天は、慢心の始まりと心得ておいた方がよさそうだ。
「人間万事塞翁が馬」の例えどおり、好事魔多しということだろう。
戦 艦 大 和 の 雄 姿