総理大臣の任命責任は・・・

　子供の頃、「末は博士か、大臣か」と、大臣は子供達の憧れの的であった。
それが近年では、その名前すら憶えない間に、次から次へと変わっていく。
そして国民から顰蹙を買う大臣・副大臣が誕生してきた。
総理大臣は、口先だけで「任命責任は私にある」とおっしゃるが、後は知らぬ顔の半兵衛を決め込む。
「任命責任」をとった試しがない。任命待ちの「大臣病患者」達が就任するや否や不正・不祥事・不規則発言を連発する。
「大臣」の権威も格式もあったものじゃないと嘆きたくなる。
「大臣」を任命するに当たっては、責任をもって「人物」「見識」「品格」を評価して任命してほしいものである。
国民や世界から失笑を買うような、お粗末な任命責任では困る。
不正・不祥事のないように、任命に際しては「内閣総辞職」をするぐらいの覚悟が欲しいものだ。



　　　　　　　　　　　　　　　　満　開　の　サ　ク　ラ