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hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

ミューザ川崎市民交響楽祭2015

2015-06-24 21:53:33 | Konzert
6/21は
ミューザ川崎市民交響楽祭2015
でした。

かわさき市民オーケストラ2015<幹事オーケストラ:高津市民オーケストラ>
指揮 黒岩英臣 ヴァイオリン 加藤えりな
@ミューザ川崎
ヴェルディ 歌劇「ナブッコ」序曲
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35
(アンコール:バッハ無伴奏Vnソナタ3番からラルゴ)
ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 Op. 88
(アンコール: グリーグ「過ぎにし春」)

私としては高津オケのデビューでした(トラだけど)
今回はヴィオラ

デビューとは言え、川崎4オケはお互いに交流があるので知っている方もチラホラ。
練習時から緊張することなく楽しめました。
最近、本番が混んでいて、さらう時間が十分では無く、本番に無理無理合わせる感が
いっぱいなのですが、そんな状態でも練習には温かく迎えていただき感謝です

まずはやっぱり、カテリーナこと、加藤えりなさんのチャイコン、ほんと素晴らしい
先日の麻生でシベコンのソロを弾かれたヴァイオリニスト、今回はチャイコンで共演させて
いただきました。
よく本番一発だけ別物というプロもいっぱいいらっしゃいますが、カテリーナさんは
練習時から真摯に取り組まれていて、オケとしては大変ありがたく、勉強にもなりますし、
何より楽しめます

音色、音楽、テクニックいずれも文句なく、ほんとご一緒させていただけることが光栄です。
一楽章が終わったときに、会場からは自然に拍手が
先日の麻生では一楽章のカデンツァ修了時にやっぱり拍手が
それだけ惹きこまれる演奏ということですね。ブラヴォー

アンコールのラルゴ、これまた広いミューザに染み渡る演奏。舞台上で泣けました
あんな風にバッハを弾いてみたいものです。

レセプションでは気軽にお話させていただき、写真を撮ったり楽しい時間でした
今後も応援していきたい

ナブッコは、、、
譜面も難しくないのですが、なんか理解しきれずに、あっという間に終わった感

ドボ8:
なんと1st Vn, 2nd Vn, Vaの3パートすべて本番をやった最初の曲になりました
いつかは3パート経験済の曲と出会うとは思いましたが、ドぼ8とは
思い起こせば学生の頃の2nd Vn Topがこの曲との出会いでした。
あれから、ん十年、長いですね

聴きに来ていただいていた友人の感想も同様でしたが、奇をてらうことなくオーソドックスなドボ8。
本番ぎりぎりに間に合わせた(間に合ってない部分もそこここあるけど)感たっぷりですが、
それでも本番とっても楽しかったです。
今回プルトを組ませていただいたNさん。昔からよく知っている方で、初プルトは意外でしたが、
彼女はよく曲を知っていて、隣で弾いているだけで、音符の意味、音楽がその場でわかるという
素晴らしいリードぶり。宮前にもよくトラで来ていただいていて、Va弾きからとっても評判が良い
のですが、その理由がよくわかりました

アンコールの「過ぎにし春」
これ、静かな流れのとっても良い曲ですね。
この曲は指揮者のいろいろな思いを詰めた演奏となりました。
良い曲だ〜

良い演奏会でした






宮前フィル演奏会

2015-06-08 20:08:12 | Konzert
昨日は宮前フィル演奏会でした。
2015/6/7
指揮:田中一嘉
チェロ独奏:ベアンテ・ボーマン
曲目:
ワーグナー リエンツィ序曲
エルガー チェロ協奏曲
ブラームス 交響曲第4番


まず、人生初の降り番をいただき、エルガーは聴き側でした。これ、幸せ~、病み付きになるかも
エルガーは先日の麻生で伊藤悠生さんのソロでやったこともあり、今度は聴く側になろうと降り番希望しました。
練習中はソロとオケを冷静に聴きながら勉強できましたし、本番はやはりリラックスできました、って言いたいけど、スリル満点な4楽章
なんとソロが一部忘れてしまったようで、アドリブな数秒間が
でも顔色ひとつ変えないってさすがプロですね。指揮者とオケはよく繋いだと思います
チェロのアンコールは、鳥の歌のソロ編曲版。こちらはとても素晴らしかったです。4楽章のアクシデントを補って余りあるアンコールでした。


戻ってリエンツィ。少々気楽に構えていたこともあったのですが、始まってしばらくあとのVnのフレーズあたりで全体の違和感を感じ、考えていたら分散和音の出だしで落ち、直ぐ復帰したものの、その後の全体の調整に気を遣っていたら分散和音の最後の一行でまた落ち、という体たらく。
その後もそこここで予定外の音出したり、とっても個人的反省の多い演奏となりました、申し訳ございません
こんなことあってはいかん、と反省しきりです。
メインのブラームス、落ち着きを取り戻したこともあり、3曲の中では比較的良かったです。楽章の合間にもパラパラ拍手もいただけました
とはいえ、指揮者の棒が、ステリハ時に比べて本番では語りが少なくテンポ指示が多くなってしまったのはそんな演奏になってしまっていたということで、指揮者が本番に語れるような演奏にしなければならないと要改善です、はい

ひとつまた演奏会が終わり課題や発見もいっぱい。
これからも楽しみながら演奏していきます








フィルハーモニア・アンサンブル・東京

2015-05-06 22:51:13 | Konzert
5/3はフィルハーモニア・アンサンブル・東京の演奏会でした。
「新緑のモーツァルト」と題して、
・木管のコンチェルタンテ
・ピアノ協奏曲23番
・交響曲第38番「プラハ」
ホントにアマチュア?と思えるくらいレベルの高い演奏でした。
コンチェルタンテの冒頭のEs-Durの和音だけで度肝抜かれるような響き。pianoの部分も結構な音量で弾いているにも関わらずpianoの音色、豊かな響き。
上手なオケってこういうことだな、と。
そして何よりコンチェルタンるテのObのソロは、リコーフィル他でお世話になっている長田さん。ブラヴォーでした。
アマチュアのレベルでは全くなく、そのあたりのプロより遥か上行ってます。
音色、音楽ともに人を感動させますね、凄い!!
他の3人のソリストも素晴らしかったですが、その中でも長田さんは別格です?
聴きに来て良かった。


こんな人と共演できるリコーフィルは幸せです、本当に(^○^)




吹奏楽部演奏会

2015-04-29 22:49:50 | Konzert
息子の吹奏楽部演奏会でした。
中高生は日々進化しますね、努力の成果がよく分かります。
息子のソロもいっぱいあったし、親バカ(馬鹿な親)としては結構満足(^○^)
パート的にはSaxがダントツ。4名それぞれのレベル高くて、なんとも心地よい音楽します。大したものです。今後も楽しみ。
息子もこれからずっと音楽してくれれば、と素直に思えました(^O^)






麻生フィル演奏会

2015-04-06 08:36:20 | Konzert
昨日は麻生フィル演奏会でした、
2015年4月5日(日)
開演  14:30(開場 14:00)
会場  多摩市民館 大ホール
指揮  三石 精一
曲目
ラヴェル 古風なメヌエット
シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
      ヴァイオリン独奏:加藤 えりな
ドビュッシー 交響詩「海」

今回はVa。
気のおけない面子での気が抜けない演奏、いつもとっても刺激があり、発見があり、勉強になります
いつもチャレンジングなプログラムの麻生フィルの中でも今回はさらにワンランク上な内容でした。
前プロのラベルが簡単に見えるくらい
どの曲も音符を並べると言う意味では難しくないのですがなんたってオケ全体で曲にするのが難しい。
それでも素晴らしいVa陣、オケメンバーの中で勉強させていただきながら楽しい本番となりました。
海を形にできる麻生フィルってすごい実力


そしてシベリウスのソリスト:加藤えりなさん、ホント素晴らしかったです。
練習のときから良かったですが、本番は流石プロ、さらにレベル上の演奏

一楽章のカデンツァ終盤で拍手が来ちゃったくらいの完璧なカデンツァ

直後のファゴットソロは焦ったようです

音楽、音色、雰囲気どれとっても素晴らしかったです。
私の席はラッキーなことにソリスト全身が観られる位置だったので、いろいろ勉強になりました。
技術的には2点。
・下半身の安定。スレンダーな方ですが、下半身はしっかり地面に着いている、重心が下にあります。曲想によって前後左右に揺れますが、下半身の安定度は揺るがない。これが音の上半身の脱力、自由度に、そして音の響きに繋がるのかな、と。
・基本に忠実な左手。よく親指先行と言います。これがきっちり守られている。訓練の賜物ですね。どんなに速いパッセージでも揺るがないテクニック。
それ以外にも、美しいボウイング、肩当て無しの構え、指揮者/オケに対する視線などなど


音楽的には奇をてらわない基本に忠実な芯のあるシベリウスでした。
本当はいろいろやりたかったのにオケの反応に限界があったのかもしれません。でも自由なカデンツァでも揺るぎなさを感じたし、その結果、カデンツァ中の拍手ももらえたのですから、流石です。
今後の活躍が楽しみです


とっても良い演奏会でした