+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

黒金尾根から祖母山へ(1)

2010年07月20日 | 祖母・傾山系


今年も体力測定に18日、19日と祖母山に行ってきた。
最初の写真は、スタート時の尾平からのいつもの稜線である。
昨年も同日に行ったが、曜日が土曜日曜であったことだけが違っていた。
今年の計画当初は、①黒金尾根コース②下尾平からの大障子岩コース③上畑コースのいずれかを考えていた。
ただ、②③は私の足では10時間は優に掛かるロングコースであり、「果たして単独で大丈夫か?」「鹿の背の難所は渡れるのか?」との不安がよぎった。
とはいえ、①も下った経験からするとかなりの急登の連続で、「足は続くのか?」「祖母山への最後の岩場の登りは大丈夫か?」と、こちらも不安はあった。
最終的に選んだポイントは、「他の登山者と会う確率の高い方」ということになった。

18日の出発は出来るだけ早くしたいと思い、17日の仕事が終わってから道の駅「原尻の滝」まで移動した。
下の写真は、18日朝から撮ったものである。

竹田市に入ってから「月のしずく温泉」で入浴し、近くのスーパー「フレイン」で食料と飲み物(もちろんビールも)調達して着いたのが22時頃であった。
明日は早発ちとはいえ尾平登山口までは1時間も掛からない。そんな安心からビールを飲みながら遅い夕食をとった。
寝る前に車を出て空を仰ぐと、キラキラと輝きを増した星☆が空を覆っていた。
「この分だと明日は晴れて、暑くなるな」と覚悟して眠りに着いた。

4時過ぎに目覚めて、外を見ると窓に水滴が付いていた。「え!雨?」驚いて外に出ると小雨が降っていた。
「昨夜の星空はどこに行ったのだろう。通り雨かも知れない。」と思いながらもう一眠りした。
5時過ぎに再び目覚めた時は、雨はやんでいた。
バタバタと朝食を取り、6時前には道の駅「原尻の滝」を発った。
写真は、その時の「原尻の滝」である。流石に観光客は誰もいない。

大分県道7号「緒方高千穂線」を尾平鉱山目指して進んでいった。
上畑コースの登山口である「健男霜凝日子神社」前の駐車場には1台も停まってなかったが、下尾平の大障子岩登山口付近には既に4台が停まって、登山準備をしている人達がいた。

そして尾平鉱山登山口の駐車場には10台が停まっていた。ナンバーを見ると倉敷、山口、北九州、福岡、長崎、そして地元大分となっていた。
これなら、「道中で登山仲間と出会うだろう」と勇気付けられた。
そんな今日の山行に、希望を与えるかのように「虹」が奥岳川の渓谷に架かっていた。

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