からつ労山の9月定例山行が19日、20日の二日間12名が参加して行われた。
今回は、『九州随一の荒々しい縦走路』を持つ傾山である。
初日は、尾平トンネル南口(宮崎県側)から本谷山、笠松山を経て九折越小屋までである。
小屋で一泊した後、二日目は後傾山、本傾山にに登り、その後水場コースを通って三ツ尾、
豊栄鉱山作業所跡(九折登山口)へと下ってくる計画である。
当日は、A班B班二組に分かれて出発した。
A班は古祖母山登山口から先ず尾平越を目指し、その後本谷山への縦走路を辿るコースである。
B班は本谷山登山口から縦走路に出るコースで、縦走路の途中で出会うことになっていた。
A班に加わった私は、尾平越には拘りがあった。
昨年の6月に祖母山九合目小屋から尾平越まで歩いており、
今回の縦走で九折越、傾山を経て、九折登山口まで繋がるという思いがあった。
そんな思いがあってか、ハイピッチで登り始めた。
だが、思いとは裏腹に尾平越に着く頃には息が上がり、足が思うように進まない |
結局、私はA班から外れて後から追いかけることになり、K一郎さんに同伴して貰った。
その後、B班に追いついたものの本谷山への登りで足が攣りだして、
三国岩手前でB班にも遅れ、かなりのスローペースとなってしまった。
原因は、睡眠不足と最初のハイピッチのようだ。また、本谷山の登りを軽く見ていた。
そんな心の緩みがペースを乱してしまったのだと反省している。
何とか本谷山まで辿り着いた。K一郎さんからサロンパスを貰い処置が済んでからは、
下りが主だったとはいえ、その後は予定通りの時間で九折越小屋へ辿り着いた。
尾平越から登ったところから見た天狗岩方面 |
本谷山登山口からの合流地点 | 縦走路中間点(オビラゴエ1.2km) |
ブナ広場を登り上がりB班と合流 | 三国岩ではB班に遅れる |
本谷山山頂 | 笠松山山頂 |
笠松山から祖母山を望む | 笠松山から傾山を望む |
笠松東展望台に登った。そこから見た傾山は最初の写真である。
展望台から見た大崩山方面
深夜に外に出ると、小屋の直ぐそこまで鹿が来ていた。 人の姿に動じることなく見つめている。きっと侵入者を監視に来たのかもしれない。 午前2時頃にはあのオリオン座の三ツ星が頭上まで来ていた。 最新の画像[もっと見る]
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