+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

傾山縦走(尾平越から九折越小屋)

2010年09月27日 | 祖母・傾山系

からつ労山の9月定例山行が19日、20日の二日間12名が参加して行われた。
今回は、『九州随一の荒々しい縦走路』を持つ傾山である。
初日は、尾平トンネル南口(宮崎県側)から本谷山、笠松山を経て九折越小屋までである。
小屋で一泊した後、二日目は後傾山、本傾山にに登り、その後水場コースを通って三ツ尾、
豊栄鉱山作業所跡(九折登山口)へと下ってくる計画である。
当日は、A班B班二組に分かれて出発した。

A班は古祖母山登山口から先ず尾平越を目指し、その後本谷山への縦走路を辿るコースである。
B班は本谷山登山口から縦走路に出るコースで、縦走路の途中で出会うことになっていた。

A班に加わった私は、尾平越には拘りがあった。
昨年の6月に祖母山九合目小屋から尾平越まで歩いており、
今回の縦走で九折越、傾山を経て、九折登山口まで繋がるという思いがあった。
そんな思いがあってか、ハイピッチで登り始めた。
だが、思いとは裏腹に尾平越に着く頃には息が上がり、足が思うように進まない

結局、私はA班から外れて後から追いかけることになり、K一郎さんに同伴して貰った。
その後、B班に追いついたものの本谷山への登りで足が攣りだして、
三国岩手前でB班にも遅れ、かなりのスローペースとなってしまった。
原因は、睡眠不足と最初のハイピッチのようだ。また、本谷山の登りを軽く見ていた。
そんな心の緩みがペースを乱してしまったのだと反省している。
何とか本谷山まで辿り着いた。K一郎さんからサロンパスを貰い処置が済んでからは、
下りが主だったとはいえ、その後は予定通りの時間で九折越小屋へ辿り着いた。

尾平越から登ったところから見た天狗岩方面


本谷山登山口からの合流地点 縦走路中間点(オビラゴエ1.2km)


ブナ広場を登り上がりB班と合流 三国岩ではB班に遅れる


本谷山山頂 笠松山山頂


笠松山から祖母山を望む 笠松山から傾山を望む


笠松東展望台に登った。そこから見た傾山は最初の写真である。
展望台から見た大崩山方面
九折越小屋 焚き火跡を囲んで食事


食事が済んで、焚き火跡でキャンプファイヤーをすることになった。
枯れ木を小屋の周りから集めてきた。暫くすると小屋からも出て来て火を囲んでの会話が弾んだ。


深夜に外に出ると、小屋の直ぐそこまで鹿が来ていた。
人の姿に動じることなく見つめている。きっと侵入者を監視に来たのかもしれない。
午前2時頃にはあのオリオン座の三ツ星が頭上まで来ていた。


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