+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

十坊山を楽しむ

2010年12月05日 | 背振山・天山山系
山頂の巨石

3週間ぶりに山に行ってきた。
「からつ労山」では、第1日曜日に定例山行とは別に、有志を募っての山行がある。
今回は、その遠征とは別に、時間、体力等を考え『近場でゆっくり登ろう』という
趣旨で初めて企画した。
今回は、事前の伝達が上手く行かず、結局は4名の参加になったが、小春日和の
ような暖かい快晴の青空の下、楽しい一日を過ごすことが出来た。

今回の場所は、「十坊山」(535m)である。正に低山であるが、今回は浜崎駅から
山頂を目指すというコースで、一味違う登山を計画した。
一般的には、福吉駅近くの中村集落からの登山口、白木峠登山口から山頂に登り、
出発登山口の戻るコースであるが、我々は「浜崎駅ー谷口集落ー山頂ー福吉駅」を
今回のコースに設定していた。「何故、このコースを設定したか?」は後で。
コースは「新・分県登山ガイド佐賀県の山」を参考に考えたが、実際に歩いたのは、
道標やテープに従ってであり、計画と実践の難しさを教えてもらった。
また、地形図、コンパスが必携ということも解った。

8時4分、和多田駅から福岡空港駅電車に乗ると米倉さんが乗っていた。米倉さんは
本牟田部駅から唐津駅経由でやってきていた。
途中も誰も乗ってくるものはなく、集合場所の浜崎駅に二人降り立った。
集合時間は8時35分、もう一便それ迄に到着する電車があるので他の参加者を待つ。
次の電車で、田中慶さん、西村さんがやってきた。結局4名となった。
出発予定時間は8時40分であったが、4名が確定したので8時32分に浜崎駅を出発した。

浜崎駅前の通りは広くて、整然とした町並みが綺麗である。通りの中ほどには諏訪神社
があり、その先には浜崎山笠が飾ってある。

筑肥線の踏切を越え、有料道路入口の交差点を越えたところから左折して、道路沿いに
「ひれふれランド」を目指した。
高架の歩道を下ると「ひれふれランド」があり、その先の玉島川にかかる黒田橋を渡って
谷口集落に向かった。

谷口集落で今日案内予定だった地元の田中克さんを訪ねた。彼は既に仕事をしていたが、
我々のために手書きの案内地図を書いて待っていてくれた。
おまけに自家製のみかんまで差し入れて貰った。帰ってから食べたら凄く甘くて美味しかった。
彼の家から50m程行くと『十坊山、城山』と書いた小さな道標があり、そこを左折していよいよ
登山の開始である。時間は9時11分、ここまで39分経過していた。
小さな道標

舗装された農道を道なりに登って行くと「十坊山」と「城山」への道標がある。

「十坊山へ山頂まで2時間半」と書いてあった。現在9時28分。これからすると12時頃山頂
ということになるが、当初計画とは1時間程遅くなる。果たしてどうか・・・。
道標に従って、舗装された農道をひたすら登って行った。
途中の道標と通過時間は以下の通り。
9時43分

9時46分

10時3分


分県ガイドに出てくる道標と実際の道標で、理解が不足していた。
9時43分通過の道標を見ると(写真ウィクリックして下さい)「十坊山南西登山口へ」
「南登山口・大白木へ」の案内が付いていた。
我々は「十坊山南西登山口へ」の道標に従って行ったが、分県ガイドは「南登山口・
大白木へ」経由で書かれていたことが、結果として判った。
ただ、分県ガイドを手に登っていたので、書いてあるような「石仏」は見つからず、
林道から登山道に入る標識も見つけることが出来なかった。
最終的には、10時3分時点の道標(クリックしてね)に従い、「石仏」頼りの南西登山
口を探すことになった。
「林道を200mくらい行く」と登山道への分岐道標があるということが頭にあったので
先ほどの分岐から直ぐのところにある「南西登山口」の標識を見落としてしまった。
田中克さんのくれた地図には、南西登山口は分岐から直ぐのところに記してあったのが
後で判った。
ただ、道標が目線より上の土手にテープとともに掛けてあるので見つけにくいかもしれない。
結果的には30分弱時間をロスしたが、その後は目印テープとコンパスで確認しながら
山頂を目指した。

南西登山口からの登山道は、杉の植林地の中にあり、踏み跡が弱く、テープを先々まで
確認しながら、加えて急登の連続であった。
テープとコンパスで確認しながら登って行くと漸く道標が出てきた。
10時51分。道標には「大白木越へ」と書かれていた。
更に登って行くと11時7分「大白木越」に着いた。

ここの道標は「南登山口、大白木へ」の分岐を示していた。更に山頂を目指して登る。
その後は10分間隔の距離で道標があり、山頂には11時28分に着いた。

分県ガイドからすると山頂手前で白木峠登山口からの登山道と合流するのかと思ったが、
我々が来た「南西登山口」からのコースは、山頂直登コースだったようだ。
我々が到着した頃は無人で、貸切かと思いきやお昼めがけて次々と登山者が登って来た。
山頂では米倉さんが知っている佐賀労山の山友(泉さん)とも出会った。
折角だからと言って、5人で記念写真を撮ったが、帰って画像を取り込んでみると失敗し
ていた。仲間の皆さんごめんなさい。

巨石に登り360度の素晴しい景色を楽しんだ。
東方向(一番高い山、右から浮岳、女岳、二丈岳)

北方向(糸島半島方面)

西方向(唐津湾・唐津市街方面)

南方向(鏡山、虹の松原方面)


今日はここまで。後半は後日。

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