+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

十坊山からまむし温泉へ

2010年12月06日 | 背振山・天山山系
山頂の巨石の上での眺望を堪能した後、12時前でもあったので柿やみかんなどの
フルーツで喉を潤しながら、暫く山談義をした。
遠くから12時を知らせるサイレンが聞こえてきた。小腹が満たされたせいか空腹を
覚えるほどではなかったが、今日の特別企画を思い出した。
今日は、「昼食はまむし温泉で」ということで、全員弁当は持参していなかった。
今日は、「低山に登り早い時間に下山、そして入浴、昼食」と近場でゆっくりした
時間を過ごそうとの企画であった。更に好いことは、往復電車利用ということで
「アルコールが飲める」ということもたまらない魅力であった。勿論、私と田中慶
さん向きではあるが・・・。
予定では12時30分頃にはまむし温泉に着くことになっていたが、既に12時を過ぎて
いた。
12時15分、山友に別れを告げて4人は福吉に向け下山を開始した。
登山道は、はっきりしているがかなりの急な下りである。
途中、巨石があったり、石を抱く大木があったり、あるいは切り通しのような所が
あったりと、気持ちいい登山道である。ただ下りだからかもしれないが・・・。
40分で登山道の終点に着いた。そこには『十坊山自然歩道3km』の道標が立っていた。

その後は「十坊山登山口」に示す『矢印』に従って農道を下り、最後はみかん畑の中の
道を抜けて中村集落に着いた。
中村集落から『まむし温泉』は直ぐで、山門前の畑の畦道を通って敷地に入っていった。
13時15分、まむし温泉の玄関に到着。予想よりも早く着いた。

早速「ネット限定割引券」を提示して、先ずは温泉に入った。
浴場には、「まむし温の由来」を書いた説明板が掲示してあった。外の水汲み場にも
同じものが掛かっていたので、次の写真は水汲み場のものである。


風呂から上がって、食事処「十坊山」で食事となった。
食事をしながら「低山」とはいえ「2時間30分の登りには驚いた」「最後の登りは厳しかった」
など、「楽勝ペースの予想に反した山行だった」と、口々に感想が出てきた。
「低山を侮るな」ということかもしれない。
ただ最後には「次は一人で再度登ってみたい」「あのコースから周辺も歩いてみたい」等々、
新たな挑戦意欲も出てきた。正に印象深い記憶に残る山行となったようだ。
ゆったりとした時の流れの中で、食事をしながらの会話が弾んでいるうちに、いつの間にか
15時を過ぎていた。
近場の山に登り、時間に余裕を持って帰る。会話を楽しみ、食事を楽しみ、温泉も楽しむ。
そんな楽しみ方も山行の一つかも知れない。
今日も同行してくれた仲間に感謝しながら15時30分送迎バスに乗り込んで福吉駅に向かった。

福吉駅から十坊山を仰ぎ見たが山頂は僅かにしか見えなかった。


15時50分の西唐津行き電車に乗り帰路に着いた。充実感を象徴するように青空が広がり
お日様が燦燦と降り注いでいた。「自然に、仲間に、今日も感謝」

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