あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

柿の葉を飾りし床のけむりかな  あきオジ

2011-11-21 21:15:28 | 日記
柿の写真です。
写真をアップすると
俳句等いらないと思うのです。

それにしても塩山の葡萄畑の細道を歩くのは楽しいですね。

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お堂浅くて落葉ふりこむさへ  放哉

大根が太ってきた朝ばん仏のお守りをする 放哉

牛小屋の氷柱が太うなつてゆくこと  放哉

(どうも苦手なのが牛と馬を取りあげた句です。どうしてでしょうかね。牛や馬が悲しそうな眼をして運命を引き受けたように身を震わせる姿を連想するからでしょうか。)

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あんなことこんなことも雪の中  あきオジ

2011-11-21 20:57:59 | 日記
塩山のころ柿です。
このごろ、一番嬉しい景色ですね。
風物詩として私の中ですっかり定着しています。

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雪空の最後の一つをもぐ  山頭火

雪ふる一人一人ゆく  山頭火

(言葉が短かすぎて、作者だけが分かっている。そんなこともありますね。それでいいのか悪いのか、私には関係ありません。)

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ころ柿をほおばる里山雲もなく  あきオジ

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柿の里ひだまりでねる猫があり  あきオジ

2011-11-21 05:46:32 | 日記
塩山のころ柿の里
年々訪ねる人が増えているような気がします。
風物詩なのですね。

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中央線塩山駅下車
バス、タクシー(1400円)恵林寺下車
すぐのところに「岩波農園」(といっても大きな家ですが)があります。
それだけですが、色合いが楽しいです。
そこから駅に向かう道すじにも景色と馴染んだころ柿が見えます。
御勧めスポットです。

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二人して片足づつの清水かな  夏目漱石

市に入る花売憩う清水かな  夏目漱石

人形も馬もうごかぬ長閑さよ  夏目漱石

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来年はどうなることやら年の暮  あきオジ

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里山の霧に包まる柿一つ  あきオジ

2011-11-21 05:37:27 | 日記
恵林寺(塩山市)の紅葉です。

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つっくりと独立けり秋の庵  良寛

いざさらば我も返らん秋の暮  良寛

ゆく秋のあわれを誰に語らまし  良寛

(芭蕉、山頭火、放哉、良寛、みんなそれなりの事情もあって、一人ですね。幸福な家族の中では俳句は難しいのでしょうかね。やはり、幸福な人は俳句はいらなのかもしれませんね。)

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ひとりごと道連れとなる柿の里  あきオジ


柘榴割れ一気にみせる胸のうち  あきオジ

2011-11-21 05:28:36 | 日記
恵林寺の蹲でみつけた柘榴です。
景色になじんでいいですね。

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ほろほろ酔うて木の葉ふる 山頭火

水に影ある旅人である  山頭火

雪がふるふる雪見てをれば  山頭火

(山頭火ファンも世の中にはいっぱいいるでしょうね。そして、山頭火研究家もいるのでしょうね。そんな人と出会ったことがありませんが、どのような感想をもっているのでしょうかね。そんなことを想像するのも面白いですね。)

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あの土塀曲がればころ柿吊す見ゆる  あきオジ

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