あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

菊をみても恥ずかしくもある別れかな  あきオジ

2011-11-06 20:41:01 | 日記
神代植物公園の菊花展

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なぜか退屈ですね。

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ふつとふるさとのことが山椒の芽  山頭火

どこでも死ねるからだで春風  山頭火

道がなくなり落葉しようとしてゐる  山頭火

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気力が湧いてこない日は早く寝ましょう。
果報は寝て待て。
案外、あたっていますね。

菊並べそして置き換え茶にするか  あきオジ

2011-11-06 20:32:22 | 日記
神代植物公園です。
菊は捻じ曲げた美学になっているようです。

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義朝の心に似たり秋の風  芭蕉

秋風や藪も畠も不破の関  芭蕉

猪の床にも入るやきりぎりす  芭蕉

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最近、慣れてきたからでしょうか、だからどうだというような感想をもたなくなってしまいました。もっと楽しむ方法を工夫しなくてはいけませんね。

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思えば、俳句も御座敷の余興のような要素があったのですね。そうじゃなくては日本的とは言えませんね。

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退屈で俳句はいかがと声をかけ  あきオジ

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枯葉一枚置き去りにする苔の庭  あきオジ

2011-11-06 20:08:16 | 日記
神代植物公園です。
何となく人生をまとめて俯瞰しているような気分になりますね。

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来ては打ち行きては叩く夜もすがら  良寛

平生の身持にほしや風呂上り  良寛

冬川や峰より鷲のにらみけり  良寛

(俳句も「だからどうなんだ」と云ってしまったら、身も蓋もない。そんなことがありますね。まとまった思想を語るには語数が少なすぎるのですね。ある種感覚の世界なのですね。それでいいようなものたりないような。)

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長き夜は「マタイ受難」に入りこむ  あきオジ

ブラームス涙するも深い海  あきオジ

雨降りも野菊さけばまたうれし  あきオジ

2011-11-06 05:50:41 | 日記
美濃大田の明り
いいですね。

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雨上がりの麦ふく風の空馬車に乗る  碧梧桐

人々のひだるうさくらちりくる坂下りてくる  碧梧桐

ひとり帰る道すがらの桐の花おち  碧梧桐

(ちょっと、面白そうになしろうです。碧梧桐も肌に合いそうです。)

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わがままを言う口もとに秋が抜け  あきオジ