遠慮なくマツタケ御飯をもういっぱい あきオジ

新橋シオサイトです。

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眼覚めた時
　　
　　　　葉祥明

今朝
眼覚めた時
ベッドの中で
一人微笑んだ
何か良いことが
あったからでも
何か良いことが
あそうそうだからでもなく
ただ、今日と云ういう日が
また与えられたが
なんだかうれしくて
思わず微笑んだんだ

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かなしみもくるしみも
そしてわかれも
みいんなしあわせの隠し味

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あるかなしか気づくこともなく野菊咲き あきオジ

新橋駅前の居酒屋です。
手作りの看板はかえって雰囲気があって楽しいですね。

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主婦という腕時計何度見る　　時実新子

欲しいものひとつずつ消し夜を眠る　　時実新子

心渇いてただ北風を北へゆく　　時実新子

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新年を迎えられそうでうどん食う　　あきオジ

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駄菓子屋の婿が歌う弥三郎節 あきオジ

神田明神前の甘酒屋

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無人島の天子とならば涼しかろ　　夏目漱石

能もなき教師とならんあら涼し　　夏目漱石

住みかかる清水や小き足の跡　　　夏目漱石

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日が暮れて会話が増える柿の下　　あきオジ

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飛立てる鳥のごとき朝になり あきオジ

行灯です。

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ＮＨＫで放映している「日めくり万葉集」を見直しています。
録画しておいたので毎日楽しいでいます。

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あらしが一本の柳に夜明けの橋　　放哉

あらしの中のばんめしにする母と子　　放哉

髪の美しさもてあまして居る　　放哉

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自笑するみのりの秋も暮れてゆき　　あきオジ

セーターがなぜか邪魔な日曜日 あきオジ

美濃大田の行灯です。
だんだん色のない季節になりますね。
この時期からは一月が懐かしくてたまりませんね。

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里ふりで柿の木もたぬ家もなし　　芭蕉

木曽の痩もまだなをらぬに後の月　　芭蕉

葛の葉の面見せけり今朝の霜　　芭蕉

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静かなる日曜日となり花を代え　　あきオジ

かすなかる光求める山頭火 あきオジ

新宿で出会った行灯の展示会です。

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石ころそのまま墓にしてある松のよろしさ　　山頭火

一握の米をいただきいただいてまいにちの旅　　山頭火

秋もをはりの蠅となりはひあるく　　山頭火

（年齢を重ねると、だんだん山頭火が身近になってきますね。変なおやじと思いましたが自分を重ねることができるようになると等身大になるのですね。不思議ですね。私は「脱皮」だと思うのです。）

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立冬に出かけることもありがたき　　あきオジ

鳩時計鳴り響く森に冬がきた　　あきオジ