あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

春風をいただき歩く道白し   あきオジ

2010-02-28 05:14:28 | 日記
春一番が吹き始めました。

聖フランチェスコが家を出て
教会を再建しようと決意し
一から始めた時
何を思い、何を祈り続けることで
自分を支えたのでしょうね。

あちこち楽しみながら歩く道
白い道を逸脱しないように
用心しながら歩きましょう。

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立松和平の追悼番組「こころの時代」を流していました。
法隆寺の「お籠り」行事に参加したことなどを語っていました。

思えば法隆寺で修行している人たちの中で
真の信仰者として生きる人は語らないのでしょうね。
語り尽くせないと知っているからなのかもしれません。



雪降るを高層ビルから眺めおり  あきオジ

2010-02-28 05:08:47 | 日記
聖フランチェスコ

きれいごとではない世界をもっていたのでしょうね。
でも、その実像は後世の関係者によって
大きく捏造されてしまったのですね。
それは日本の始祖についても同じなのですね。

同じようで同じでなない
肌で感じること
匂いを意識すること
それがなければ雪にならない。

本当の姿など分からない。
本当のことは見えていないと
覚悟しなければいけませんね。

見えたり
自分だけ分かっていると思い込んでいる人を
信じてはいけないことだけは分かりますね。



自分のこだわりなのです。

春来たと小川の水に教えられ  あきオジ

2010-02-27 20:02:20 | 日記
芭蕉の句
意味不明
解説を読んでもよく分かりませんでした。
でも、芭蕉にしても蕪村にしても
絵柄を組み合わせて
新しい景色を生みだそうとする作為があり
それが、この時代の特徴だと思えば
景色がぼんやり浮かんできます。

鐘の雰囲気と暮れなずむ里の雰囲気
見えてきますね。
音までイメージできます。

シャツぬぎて手から抜け出す子の二月  あきオジ

2010-02-27 17:19:45 | 日記
やっと、ポカポカ陽気の日が続くようになりました。
バンクーバーオリンピック
まだ続いているのですね。
昔なくて今行われている種目けっこうあるのですね。

・・・・・・・

「警察日記」(久松静児監督)

懐かしい映画を観ました。
ボンネットバス
エンストした車をみんなで押したり
手押し車につんだポンプ
集団就職
馬車での花嫁道具の運搬

どれもこれも、私の日々と重なりますね。
貧しさが生活の中心だった時代を思い出します。

溢れ出る水に浮かびし桜かな  あきオジ

2010-02-27 16:17:16 | 日記
この句がいい句かどうか
素人の私には判断する材料はありません。
全体の中の一部という理解のしかたもあるかもしれませんね。

芭蕉にしても予備知識
下準備がないと理解が難しいとのなると
俳句は形式性において不十分なのかもしれません。
とくに芭蕉は注釈を読まないと
内容を理解したことにならない。
ずいぶん、奇妙な思いになります。

もっとも和歌の世界でも同じようなことがありますね。

それはそれ。