あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

燃え上がる山並となる甲州路  あきオジ

2011-11-09 18:40:29 | 日記
塩山の風景です。

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第九を流しても違和感のない季節になりました。
不思議ですね。

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ところてんの叩かれてゐる清水かな  夏目漱石

底の石動いて見ゆる清水哉  夏目漱石

法印の法螺に蟹入る清水かな  夏目漱石

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夕焼けに第九流れる港町   あきオジ

花の名は知らずうれもれし冬の色  あきオジ

2011-11-09 05:54:34 | 日記
神代植物公園です。
菊の展示会があちこちで行われていますね。

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病人に鯛の見舞や五月雨  子規

こおろぎや物音絶えし台所  子規

柿くふも今年ばかりと思ひけり  子規

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寒くなり避難所暮らしを気にしたり  あきオジ

それなりの整理されたる冬の部屋  あきオジ

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菊の咲く坂道登りて帰りきぬ  あきオジ

2011-11-09 05:45:32 | 日記
神代植物公園の菊です。
こうして出かけて行って楽しめるのですから
ありがたいことです。

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歳時記で言葉を探す柿の宿  あきオジ

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初秋の芭蕉動きぬ枕元  夏目漱石

春はものの句になりやすし京の町  夏目漱石

なつかしき土の臭や松の秋  夏目漱石

(夏目漱石の句は、とりあげやすいですね。スマートだし、言葉が的確ですね。素人でも繰り返し取りあげてくると見当がついてきます。だからといって、芸術性となると別物なのでしょうか。分からない世界ですね。)

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菊咲けし戦後のビルの残し跡   あきオジ

2011-11-09 05:37:30 | 日記
神代植物公園です。
美しいですが完成されすぎていて好きになる余地がありませんね。
菊は育苗家のものですね。

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うら畑埴生の垣の破れから  良寛

幾重ある菩提の花を数えみよ  良寛

可惜(おしむべき)虚空に馬を放ちけり  良寛

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ふるさとを見たいと柿熟れて  あきオジ

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