あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

『チューリップのアップリケ」

2009-01-31 18:09:47 | 日記
昭和記念公園

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人にはそれぞれ思い出と重なる曲がありますね。
もちろん、音楽が不得手な私だってあります。
中学生までは当時のNHKの流す歌謡曲
学生時代はフォークソング
いかにも青臭い曲だったけれど
しかたなしに歌っていたような気がします。
「夜明けは近い・・・」などと真面目に歌っていました。
そして、就職試験の最終日
受験仲間と行ったのが日劇の「ウエスタンカーニバル」
生まれて初めて入った日劇
女の子の歓声の中に入ってご機嫌だった。
そのとき、印象に残ったのはタイガースの「花の首飾り」
井上陽水が最近、復活させましたが
当時も、異色の美しい曲でした。
仕事のことでトラブルが続き
うんざりした気分のとき聞いたのが
「神田川」
何度も聞きましたね。
あの貧乏臭さが自分だったのですね。
そして同時期
「傘がない」を聞いて
学生運動の最中、屈折した気分になっていた
自分を思い出していました。
当時、溌剌とした雰囲気の同僚の女性が
「私、あの貧乏臭さが嫌い。私は美空ひばりがいい」と
言い放ったときの印象が大きい。
当時、美空ひばりがいいなどとおばさん以外には決して言わなかった。
そして、最初に買ったレコードが
森山良子の「カレッジフォークⅡ」だった。
あるいは井上陽水「氷の世界」だったような気がする。
そのとき、「サトウキビばたけ」を聞いた。
仕事のことで上司と気まずい関係になっていたとき
ウオークマンで聞いていたのが加藤登紀子
「帰りたい帰れない」「灰色の季節」だった。
自分が「大人になったな」と感じたのが
「ジョニーへの伝言」を面白い思えたとき。
そして、ちあきなおみの曲が堂々と
いいねといえたとき。
歌を歌わなければいけないときに
しかたなしに歌ったのが
「帰ってこいよ」
「津軽海峡冬景色」
「喜びも悲しみ幾年月」
「ジョニーへの伝言」
「黒の舟歌」
「香港」
今では歌うチャンスもなければ
興味もない。
これらの曲を選んだのは
歌いやすかった。
それ以上の理由はなかった。
そして、心から涙し
感動したのが
河島英吾
「酒と涙と男と女」
だった。
だから、好きな曲は
これ!
そして、
最近の曲はEXILE
でも、葬式で流して欲しいのは
フォーレの「レキュレム」
なんかどうでもいい話でごめん。

  あきオジ

「紫雲出山」の思い出

2009-01-31 07:15:09 | 日記
神代植物園

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久しぶりです。
お元気ですか
今日、放送大学の「考古学」の放送で
紫雲出山遺跡が出てきました。
詫間から300メートルほど高さの山に登ったところです。
漁師町の長閑なところでした。
瀬戸内海を見渡せる軍事的に格好の場所であった。
そんな例示で紹介されました。
昨日は「麦秋」で
主人公の紀子の結婚話で「善通寺の旧家の次男」という
台詞が出てきました。
今日は詫間の紫雲出山
懐かしいですね。
紫雲出山に登ったとき
瀬戸内海の島々が海に映え
鶯が鳴き
本当は法令違反でしょうが
鶯の鳴き声でおびき出す
そんな愉しみをしている人にも出会いました。
霧がかかったり消えたり
小さな船が行ったりきたり
これで衝突事故が起きないのが不思議だと思ったりもしました。
対岸の岡山方面が眺められるのもよかったですね。
まさに幻想的な風景で
「こんな素晴らしい眺めがあったのだ」と
今でも思い出します。
香川県には、瀬戸内海を眺められる
場所がいっぱいあります。
人の気配を感じない景色もいいですが
人の暮らしが感じられる景色もいいものです。
紫雲出山から見渡せる橋、丸亀の造船所のクレーン
金比羅山
どれもこれも懐かしいですね。
原付バイクで登ったことは懐かしい思い出です。
詫間から向かうのですが
町営バスが利用できるだけで
秘境という表現とは違いますが
車がないととても行けない場所でした。
懐かしい思い出の場所です。
また、機会があったら行きたいですね。
また、機会があったら言ってみたいのは
香川県と岩手県です。

        あきオジ

一日雨

2009-01-30 22:00:46 | 日記
神代植物園

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北海道は雪ですか?
東京は
一日雨
病気でもないに起きたくない。
なにもすることがおもいつかない。
それを幸運というのだろう。
あらゆる可能性がそのままで
自分の手の中にある
一日であってもそれは素晴らしい。
一日でも素晴らしい気持ちを体験したら
もう、何もかもうまくいったのだ。
だから
今日は雨の中
神代植物園で
梅の写真を撮った。
それで十分なのだ。

  あきオジ

 あきオジ

今日は東京は雨です。

2009-01-30 07:35:24 | 日記
神代植物園

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退屈ですか?
仕事は暇なのですね。
今の時代、自営の人には
試練の年ですね。
仕事は仕事
趣味は趣味で楽しんでください。
でも、あれこれ趣味をもっているから
何かをきっと見つけるでしょう。
東京は雨です。
一日雨だということです。
仕事もないので
神代植物園へ出かけるつもりでしたが
どうしましょう。
放送大学へ出かけようか
家で「チャングムの誓い」の再放送を見ようか
あれこれやりたいことがあるのに
しなければならないことをしていない。
そんな感じです。
とりあえず、家を出ます。
何か収穫があったら教えてください。

     あきオジ

映画の話

2009-01-29 21:49:31 | 日記
神代植物園

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好きな作品は分りましたね。
内緒にしておきたい大好きな映画ですか。
実はそれはあまり知られていない小さな作品なのです。
それは、
「汚れなき悪戯」(スペイン映画)
「泥の河」(小栗康平監督)
です。
子どもが出てきます。
この両方とも音楽がとてもいいですね。
たいした事件が起きるわけでもない
淡々として映画です。
でも、この映画を見ると滂沱の涙です。
条件反射のように音楽が流れてきただけで泣きますね。
意外かも知れませんが本当です。
一度ご覧ください。
そして感想を聞かせてください。

 あきオジ

映画話の続きですか

2009-01-29 06:25:37 | 日記
神代植物園

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またまた映画話の続きですか?
最近、映画館を回っているとか
けっこう、面白い映画が登場しているようですね。
楽しそうですね。
でも、自分はこれまで見落とした映画を
拾い集めている
そんな感じですかね。
映画は文化や時代を知る。
そんなことを感じられて、面白いですね。
自分の名作ランキング
それは何とも言えません。
芸術性とか時代を読みとったものか
そんなものはどうでもよく
繰り返し見るからよい映画
そんな基準なのですね。
それでいいですか?
よく見るDVDを順不同で並べると

「山の郵便配達」
「阿弥陀堂だより」
「愛を乞うひと」
「赤い殺意」
「麦秋」
「七人の侍」
「赤ひげ」
「飢餓海峡」
「駅」
「隠し剣・鬼の爪」
「薔薇の名前」
「ショーシャンクの空に」
「十二人の怒れる男」
「カサブランカ」
「ブラザーサン・シタームーン」
「エデンの東」
「ニューシネマパラダイス」
「サウンドオブミュージック」

こんなところですかね。
当たり前になってしまいましたね。
これらのDVDはよく見ますね。
少なくとも20回以上見ているのではないでしょうか。
見ていて飽きない。新しい発見がある。
そんなことがいいのかもしれせん。
どこにでもあるランキングにあげられる映画だけで申し訳ない。
とりあえず、あれこれ挙げましたが
「心にしみる・泣ける」あるいは「はらはら・どきどき」映画などという
やりかたをすると
別の映画が浮かんでくるかもしれませんね。
機会があったらあげてみます。
最近の外国映画は、見たときにはわくわくするのですが
結局は、記憶に残らない映画が多いですね。
それはきっと、自分の原風景に届かないからだと思います。
ですから最近、サブカルチャーとしてのアメリカ映画
そんな見方をしています。
以前は、まったく見なかった「007」シリーズも最近、興味をもちました。
アメリカ人の夢の中のヒーローだと思えば
けっこう面白い。
自分の見方次第でどのようにもいわゆる自分にとっての名作は決まるのですね。
今度は「何も起こらない映画」を基準にして
選んでみましょうか。

         あきオジ



映画「愛を乞うひと」の話

2009-01-28 16:14:03 | 日記
神代植物園

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「愛を乞うひと」(平山秀幸監督・原田美枝子主演)
この映画をお奨めします。
いい映画ですよ。
母親とは何か
娘とは何か
そして愛するとは何か
そんなことを問いかける映画です。
舞台は戦後です。
戦後、厭世的な気分が漂っていた時代
誰でも自分に関心を示す男性であれば
くっつき
体を売りながら生活をするような女性
誰の子か分らない子を産みながら
台湾の人と結婚する。
愛することができなない女性は
夫にも邪険にする。
その夫が病気になる。
愛する人を失いたくない女性は
自分の娘を虐待する。
そして、夫は病死する。
主人公である娘は殴られても蹴られても母親から離れられない。
そして、愛しながら虐待し、母親を憎みながら離れならない
そんな親子であった。
女性は次々男を代える。
主人公は自分が働くようになったとき
主人公は給料袋を取り上げる母親の元を去る。
しかし、いつか主人公が母親になり
夫を失い
その娘が成長すると
自分とは何だろう
母親ってなんだろうと考え始め
いつしか父親探し
そして、母親探しを始める。
そんな母親の姿を見て
娘は父親探し
そして、次には、母親探しに協力する。
母親とその母親を大切にしてくれた
夫、その夫の死に場所を探し
郷里である台湾を巡る。
そんなことをしているうちに
田舎で再婚し
理髪店をほそぼそとやっている
母親と再会する。
お互いに母であること
娘であることを知りながら
名乗らない。
それでいいのだと
自分に言い聞かせる主人公を写しながら
映画は終わります。
夫婦とは何か
夫婦にとって娘とは何か
愛しながらも表現できない。
愛しながら虐待するしかできない女性
そんな問いかけをします。
次々と男を代え
体を売りながら生きることに疑問を持たない母親
そして、そんな母親を見ている子の葛藤
半端じゃない。
でも、それが生きる現実だと思えば
悲しい映画とも思えない。
一度は見ておくといいと思います。
よくこんな映画を作らせてもらえた思うし
評価したものだと思いました。
日本の映画ファンの底力を感じた映画でした。
説明が不器用でごめんなさい。
この映画で
「お前は強姦されてできた子だよ」
と母親が娘に怒鳴りつけるシーンがあります。
自分は祝福されて生まれたのではないと
知ったとき、人はどのような物語を準備するのだろうか
そんなことばかり考えていました。

       あきオジ



「喜びも悲しみも幾年月」

2009-01-28 07:30:35 | 日記
観音崎

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メール有難うございます。
「喜びも悲しみも幾年月」を文章の中で取り上げたら
懐かしく、そして思い出があったとか
共感する人がいて嬉しかったですね。
昭和二十年代に生まれた人には、映画と自分が重なりますね。
もう、あの映画を見たという人も少なくなりましたね。
戦後間もない頃
希望の与える映画でした。
私は静岡県のある地方都市の「銀星座」という映画館で見た記憶がありますが
でも、本当はどうか、確かではありません。
私は小学生でした。
貴兄は、この映画を、どこでご覧になりましたか
その見た場所も思い出の一つですね。
灯台守の映画と言われても
若い人は「灯台守」って、何だか分らないでしょうね。
各地にある灯台は
今は、遠隔操作で維持されていますが
昔は職員が常駐して管理していたのです。
ですから、燈台勤務者は所帯持ちは
人里はなれた場所で家族で暮らしたのです。
複数の勤務者がいたわけですから
燈台付近で燈台勤務者だけで
ひっそりと暮らしていたのですね。
ご苦労が多かったと思います。
この映画は、職員が各地を転々と転勤して歩く姿
子の成長を織り成してみせます。
もちろん時代の移り変わりを取り上げています。
辺地での生活の中で
精神的にまいってしまう職員の話
適切な医療を受けられない
子どもの反抗
戦時中の疎開者の生活などが絡まってきます。
庶民の生活など終われば、それなりの終わり方
そんな庶民の生活
そして、燈台守の人柄や誠実さが伝わってきますね。
職業人の営利を越えた使命感
そんなものが巷に溢れていた時代だったのですね。
この映画を繰り返し見て
涙し、そして、自分と自分の家族の成長を
重ねていたのです。
映画としてもよくできた映画ですし
「二十四の瞳」と重ねてみると
時代が分りますね。
木下恵介の代表作ではないでしょうか
美しい景色もさることながら
主題歌の力強さは励ましになりましたね。
考えてみれば
今の時代で言えば「海猿」の感動に近いですね。
人のためになる底辺で
生きる姿って、終わってみて尊さが分るのですね。
いろいろな感想を含めて御礼申し上げます。
このような映画を見たことは人生の宝物ですね。

            あきオジ

自分を振り返るところ

2009-01-27 18:31:28 | 日記
相模湾

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メール有難うございます。
お忙しいのにメールいただき恐縮です。
同じ番組を見て共感できる
それだけでもありがたいことです。
ところで
私にはいろいろお気に入りの詩があり
折に触れて、このブログでも取り上げています。
詩人では
宮沢賢治この人の多様性とスケール
透明感は特別ですね。
茨木のり子
そして石垣りん
がいい。
背筋をぴんとさせてくれます。
自分は難しい言葉や
見えてこないイメージ
先が読める詩は苦手なのです。
そこで、久しぶりに
茨木のり子です。
また、刺激的な詩を見つめたら紹介してください。

「倚りかからず」

     茨木のり子

 もはや
 できあいの思想には倚りかかりたくない 
 もはや
 できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや
 いかなる権威にも倚りかかりたくない
 ながく生きて
 心底学んだのはそれぐらい
 じぶんの耳目
 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある
 倚りかかるとすれば
 それは
 椅子の背もたれだけ

         あきオジ

釣り人

2009-01-27 15:14:16 | 日記
観音崎

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釣りをしますか。
私は数回しか経験していません。
どうもじっとしているのができないのです。
漁師ならいざ知らず、
毎日出かけるのが楽しいというのは
ちょっと理解を超えてますね。
それにしても、
漁師とはまったく違うのですね。
太公望
素敵な表現ですね。
釣りが好きな人は毎日でも出かけたいのだそうです。
山登りが好きな人で、厳冬期を除き
毎日大山に登る人がいるそうです。
毎日続けることに意味があるのでしょうね。
きっと、出かけたくても出かけられないときは
そうとうにイライラするのでしょうね。
自分もそんな思いになるほど
夢中になりたいですね。
ネットも苦手
プレステーションオタクでもないし
囲碁道場に行くになれない
スケッチをするのもちょっと違う感じ
だから、そのような自分の世界に入り込む人と違って
奇妙な時間の使い方をしている。
中途半端
ときどき
中途半端くらいがちょうどいい。
そんな言い方をしているのです。
自分の好きなことに時間を割き
そのときに意味など与えず
何も考えることなく
体が動く、そんな人を羨ましく思います。
NHKの日曜日、朝
「産地発」というようなタイトルの番組があり、時折見ます。
登場するのは野菜等にこだわりを持つ人たちです。
その土地独特の産物であるとか
自分で改良した野菜にこだわり
独自のブランドを立ち上げた人が登場します。
仕事が好きで、夢中になり
飽きない。
そう言ってしまう。
すごいですね。
自分はせいぜい
ブログを続けましょう。
それで十分です。
あなたはどうですか?

           あきオジ