たろう君は果物店の買収を検討しています。
候補のA店とB店は売上高も全く同じです。
商品別の収益分析をしてみると
メロンの粗利率はA店50%、B店60%で
B店の方が高く、
リンゴの粗利率はA店20%、B店25%で
こちらもB店の方が高くなっています。
「総粗利率が高い店を買収したい」と
たろう君は考えていますが、
この場合、どちらのお店を買収すべきでしょうか。
どちらの商品の粗利率もB店の方が高いので
売上が同じなら「B店の総粗利率の方が多い」。
そう考えるのが自然ですが
実は、これだけの情報だと正解は
「わかりません」。
例えば、
メロンの売上高がA店1億円、B店3,000万円、
リンゴの売上高がA店5,000万円、B店1.2億円とすると
それぞれの総粗利率はA店40%、B店32%となります。
粗利率が高いメロンの売上高は
A店がB店の3倍以上もあるため
総粗利率もA店の方が高くなります。
数字は切り取り方で印象が変わってしまい、
判断を誤ることがあります。
だまされないように注意しましょう。
候補のA店とB店は売上高も全く同じです。
商品別の収益分析をしてみると
メロンの粗利率はA店50%、B店60%で
B店の方が高く、
リンゴの粗利率はA店20%、B店25%で
こちらもB店の方が高くなっています。
「総粗利率が高い店を買収したい」と
たろう君は考えていますが、
この場合、どちらのお店を買収すべきでしょうか。
どちらの商品の粗利率もB店の方が高いので
売上が同じなら「B店の総粗利率の方が多い」。
そう考えるのが自然ですが
実は、これだけの情報だと正解は
「わかりません」。
例えば、
メロンの売上高がA店1億円、B店3,000万円、
リンゴの売上高がA店5,000万円、B店1.2億円とすると
それぞれの総粗利率はA店40%、B店32%となります。
粗利率が高いメロンの売上高は
A店がB店の3倍以上もあるため
総粗利率もA店の方が高くなります。
数字は切り取り方で印象が変わってしまい、
判断を誤ることがあります。
だまされないように注意しましょう。