日々の出来事

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おじいちゃんと最後のお別れしてきました

2007-01-20 17:15:19 | その他
1月15日の日記に書いたとおり、おじいちゃんが亡くなりまして、16日にお葬式に行ってきました。

14日の夜の帰宅途中、電車に乗っていると、母から電話がありました。
電車内の電話はいつも無視するのですが、この日は何故かでました。
母:「さとしかぁ。おじいちゃん、今日亡くなったみたいやわ~!
俺:「え?!マジで?ほんまに?・・・今電車やし、後で掛け直すわ!
とても信じられませんでした。
というのはやはり、ついこの間のお正月に会ったばかりだったので・・・
あんなにも元気にお話ししてたのに、笑ってたのに、なんで?どうして?
あれから2週間も経ってないよ!
最寄駅から自宅へ戻るまでの道のり、自然と涙が溢れました。


16日は仕事を休み、葬儀は10時からだったので、5時に家を出て、早朝6時東京発の新幹線に飛び乗り、大阪へ向かいました。
自宅から大阪の大正までは約4時間。
電車内で思い出されるのは、やはりお正月会った事ばかり・・・
いろいろ思い出すと泣いてしまいそうだったので、あんまり考えないようにしてました。

9時30分くらいでしょうか、無事に大正に着き、葬儀が行われる会場へ向かいました。
まさか、こんなにすぐにまた大正に来る事になるなんて、思ってもいませんでした・・・

すでに親戚の方々が集まり、いろいろとお話をしていました。
皆さん、まぁ、どんよりってわけではなく、普通に明るい感じでいろいろお話しされていました。
父と母は、前日からいろいろバタバタと大変だったみたいで、ほとんど寝ていなく、とっても疲れた様子でした。
俺は遅刻してくるんじゃないか~って、心配してたみたいです(笑

斎場内の生花祭壇は、綺麗な白い花が沢山並べられ、とても綺麗に飾り付けされてました。
葬儀が進むにつれて、「あ~やっぱり本当なんだな~っ」て、だんだんと実感していきました。
いろいろな方からお別れの言葉が読まれるのを聞いていると、涙が出そうになりましたが、グッと堪えました。
お焼香の時、おそらくおじいちゃんと歳が近いであろう、近くのお豆腐屋さんの寂しそうな表情が印象的でした。

葬儀が進み、いよいよお別れを言う時がきました。
そして棺が開けられ、おじいちゃんの寝顔を見た瞬間、やっぱもうダメでした・・・
笑顔でお別れを言おうと思っていましたが、今まで堪えてた物が一気に溢れ出し、涙が止まりませんでした。
兄もみんなも泣いてました。
おじいちゃんの寝顔はとっても安らかで、凄く綺麗な顔をしていました。
こんなに綺麗な顔をしてるのに・・・もう話す事も動く事もないんだぁ・・・
ついこないだまで、あんなに元気にお話ししてたのに・・・とても不思議な感じがしました。
棺の中に、お花や果物を沢山いれました。
1月7日の日記でも紹介した、デイサービスで「100歳おめでとう」と書いてもらった物も入っていました。
お花や果物を入れる時、寝顔を見るたんびに自然と涙が溢れました。

この後、出棺して火葬場へ、葬儀が行われた場所に戻り、昼食を取ってから、再び火葬場へ。
そして集骨。
初七日をこの日のうちに済ませ、16時くらいに全てが終わりました。
両親や親戚の方々と、お別れの挨拶を交わし、この日のうちに帰宅いたしました。
往復の時間だけでも約8時間、さすがに、ヘトヘトになりましたね(^^;

昼食を両親と一緒に食べた時に、父からどういった経緯でおじいちゃんが亡くなったのかを、詳しく聞きました。
3日のお正月に会った後、3日後の6日に熱が出まして、38度.8分まで出たそうです。
熱が下がらずやばいという事で、8日から入院となりました。

しかし、一向に熱が下がらず、すでに肺炎になっていたという事でした。
ベットの上でおじいちゃんは酸素マスクを付け、いろんな方向に体を動かし、やはり苦しそうな状態だったとの事です。
一応意識はあり、受け答えは出来るのですが、何となくという感じで半分意識朦朧としてる状態が続いたとの事でした。

8日から父兄弟が交代で付き添っていたのですが、申し訳なく思ったらしく、
おじいちゃんは「いんでええ いんでええ」(いなくていい いなくていい)と言っていたそうです。

8日から12日までは意識があったのですが、13日になって完全に意識が無くなりました。
その後、呼吸する回数が徐々に減り、
そして14日の11時過ぎ、静かに息を引き取ったとの事です・・・

父は、徐々に呼吸が無くなるのがよく分かったそうで、呼吸が止まると同時に、心電図の方も「ピー!」っと一直線になったとの事です。
よくドラマであるような、まさにあんな感じだったと言ってました。


こういう感じでおじいちゃんは天国へと旅立ってしまいました。
最後は肺炎になってしまい、ちょっと苦しかったと思うけど、最後は親族一同に見送られ、とっても幸せな人生だったんじゃないかな~って思います。

今回おじいちゃんが亡くなって、人生って一体なんだ?何で生きてるんだろう?生きるって何なんだろう?生きる意味ってあるの?人は何故死ぬんだろう?
とか、いろいろな事を考えちゃいました。
おじいちゃんのように長く生きる人もいれば、短く人生を終える人もいるし、いろいろですよね。
結局、生きている答えはまだよく分からないけれど、辛く苦しい事があっても、与えられたこの命を大切に、頑張って生きていかなきゃいけないなって思いました。

今回、おじいちゃんが亡くなった事により、いろいろ励ましのコメントやメールを沢山いただきまして、ありがとうございました!
ほんと凄く励みになりましたし、嬉しかったです!
寂しい気持ちはまだ少し残ってるけど、もうだいぶ大丈夫です。俺は元気にやってます。

おじいちゃん、ありがとう ありがとう ありがとう。
思い出をいっぱいありがとう。
これからは、天国のおばあちゃんと仲良くしていってね!
そういえば、お嫁さんを見せられなかったや~!
でもいつか絶対に、素敵なお嫁さん連れて報告しにいくからね
では、またね!


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