古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

北海道一周 車中泊の旅 ⑦

2020年10月20日 | 旅行・車中泊
北海道7日目はこの旅のメインイベントのひとつ、日本で一番早い朝陽を見るところからスタートです。前日は根室のコインランドリーで洗濯や乾燥のあと、衣類や荷物の整理などをして北方領土資料館の駐車場にたどり着いたのは何と23時半でした。そんな遅くなったのにわざわざこの最果てにやってきたのは、ここで水平線から昇る朝陽を見るためでした。この日の日の出は5時14分。駐車場から灯台のある岬までは車ですぐですが、4時30分にアラームで起床して車を移動させました。一番乗りです。灯台の灯がまだついています。




空は少しづつ白んでくると同時にオレンジ色になっていきます。でも、水平線は低い雲に覆われています。残念ながら太陽が昇るところは見れませんでしたが、刻々と色の変化を見せる見事な朝焼けを見ることができました。というよりも、雨が降らなかっただけで満足です。
















さて、北方領土資料館の駐車場に戻って準備をして6時半に出発です。最初の目的地は花咲岬です。ここは国の天然記念物である根室車石という放射状節理が見られる珍しい場所です。柱状節理というのはよく聞くのですが、放射状節理というのは初めて聞きました。実物を見ると車石という表現に納得しました。この日は風が強いので遊歩道のすぐ近くで激しく波が打ちつけます。








次は恵茶人沼を経て霧多布岬、アゼチの岬です。恵茶人沼は駐車場がなかったので写真だけ。霧多布岬は見晴らしがよくて、心地よい風が吹いて、たいへん気持ちのいい場所でした。アゼチの岬へのハマナスロードでは道路沿いの牧場にいる牛がすぐそこに。ワンコもご機嫌でひとりでウロウロしていました。











厚岸に向かう途中の琵琶瀬展望台は意外にも素晴らしい場所でした。目の前に大海原が広がり、後ろを見ると大湿原が広がっています。1か所で2倍楽しめる展望台でした。




この日は天気も良くて車窓の景色も素晴らしく、気持ちよくハンドルを握っていました。「道の駅厚岸グルメパーク」に到着したのが11時半頃で、ここでは事前に調べておいたとおり、1Fのオイスターカフェで厚岸産蒸しがき、かき塩クリスピーチキン、贅沢クリームコロッケを買って、外のテラス席でワンコと一緒に食べました。




のんびりと30分ほど過ごしたあと釧路に向かいました。釧路では好きなネタを選んでどんぶりに乗せる勝手丼を食べようと、駅前の和商市場に行きました。それぞれ好きなネタを選んで盛ったどんぶりはふたつで3,000円とお得感満載の海鮮丼となりました。




ここまでお土産のことを気にしながらもまだ何も買っていなかったので、この市場で見て回りました。どのお店も似たり寄ったりで、奥さんはお店の人にいろいろと聞いています。そして一番納得感のあったお店で鮭、いくら、ホタテを買いました。いずれも冷凍で自宅まで送ってもらう段取りをしましたが、買い物がうまいなあと感心しました。

買い物を済ませた後は釧路湿原に行きました。中学の時だったか、三日月湖というのを習ったときに見た湿原の写真や、ちょうどその頃に読んだ国立公園指定の新聞記事などの記憶があったので、機会があれば行ってみたいと思っていた場所です。





時刻は16時。この日の宿泊予定地の帯広まではここから150キロほど走らなければならないので、そろそろ移動することにしました。日が沈んで真っ暗になると強烈な眠気が襲ってきたので途中で運転を代わってもらい、3時間ほどで帯広に到着です。お風呂は国道沿いにある「オベリベリ温泉水光園」というところです。帯広の温泉はどこも泥炭層からくみ上げたモール温泉で、有機物を含むために飴色をしていてツルツルとした感じ。体がポカポカと温まって気持ちが良かったです。



この日の車中泊スポットは翌日のことを考えてできるだけ北へ行っておきたいと思い、降り出した雨の中「道の駅かみしほろ」を目指したのですが、この雨が翌朝まで続くならこれ以上進む意味がないと考え直して「道の駅ピア21しほろ」で寝ることにしました。この日の走行距離は397キロで結構走りました。 (続きは次回)







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