前にもチラッと書いたことがあったかと思いますがシャツが好きです。
これも前にも書きましたが、少し前までは嫌いでした。学生時代散々着たし、あの首が詰まった息苦しい感じが嫌で嫌で。
それが5~6年前あたりから急に好きになった。なんでこんな便利なものを毛嫌いしていたのだろうかと、空白の期間を悔やみましたね、大袈裟に。
きっかけは多分、次女の学校の先生のこの言葉。
「普段どんな格好していてもいいですが、保護者会とか面談などはデニムはやめましょう。意識を変えてください、就労の時には親も見られます。スーツを着ろとは言いませんが、そういう時ぐらいはTPOに合った服を着るように心がけてください」
目から鱗でした。
追いかけなきゃいけない、すぐダッシュ出来なきゃいけない子を持つとどうしたって動きやすい服になる。
しかし、そういう時ぐらいはきちんとすべきよね。
先生たちってちゃんとジャージからスーツに着替えてる。そういうことよね。
それ以来、保護者会とかではデニム履きません。スーツは着ないけど、それなりの服にしてるつもりです。
最初はそれなりってどこまで?と悩みました。悩んだ結果、シャツを着るとそれなりにキチンと見えることに(やっと)気づいた。というか、それだけでちゃんと見えるならこんなに有難いアイテムはない。
そこからシャツが復活しました。
十数年避けて来たのでシャツがない。
そこでシャツを買いに行ったが、シャツって奥が深いことが分かって来た。
まず素材。
大まかに分けるとブロード、ツイル、ローンあたりがよくあるシャツ。
オックスフォードはボタンダウン(BD)に多くて、これも主流。
この4つが無難中の無難かなと。
あとは好みですね。
私はオックスフォードがあんまり好きじゃない。というかBDが苦手。
続いて襟の形。
こっちの方が重要です、私は。
レギュラー、ショート、ロング、ワイド、BD、ラウンドあたりが多いです。
メンズでよくあるのがワイドと似てるホリゾンタル。
載せてみました。
今は小さめの襟が多いですね、私も好きです。
レディースではあまり見かけないホリゾンタルも好きです。でも既製品では本当に見ない。見つけても柄の出方が好みじゃないとか、生地が嫌とか。
なかなか好みの生地と襟が合致するのが無いんです。
ここがこうだったら完璧だったのに、惜しい!というのが大半。
昨日買ったのは珍しくオックスフォード。襟はレギュラー。
オックスフォードは好きじゃないが、BDじゃなかったのが決め手。ワイヤーが入ってなくてもBDじゃなくても襟がきちんと立つのが欲しかった。
もうちょっとしっかりしろよ、襟!と思うくらい芯のない根性なしのしなやか襟もいいけど、今はしっかり襟の気分。
今まであまり興味なかった襟ピンもいい。
刺すタイプもあるし挟むタイプのもあるが、挟む方が手軽。
でも出来れば襟はこうで、生地はこれで…とこだわりたい。
そうなるとオーダーしかない。
いつかは作ってみたいが、それを着ていく生活していないので、元が取れなそうだからそこまで踏み切れない。
既製品でその時にあった気分のを見つける方が合ってるのかもしれない。
発掘する楽しさも醍醐味。