ブログ de 姫リンゴ

ひめまの戯言、次女の雄叫び、

一言多い長男、長女、父の日常です。

今を生きる

2006-07-31 | 自閉症
地元の大きな花火大会、家族で見に行こうとして、
「ちょっとお母さんトイレ行ってから行くね」って
話題にもならないどこにでもある日常。

それがその後倒れ、急死するなんて誰がわかりますか?

養護の他学年のお母さんが先週末亡くなりました。
たまたま姫と同じサークルにいたのだが、入れ違いで体操教室をやめたので私は全く面識がないのだけれど、教室が隣なので顔を見れば分かるとは思う。

ただ面識が有る無しではなく、同じ三十代としてショックです。
38歳だったそうです。

親が子より先に死ぬのは自然の摂理。
でも、今日自分が死ぬなんて想像できませんし、思いもしませんよね。
小学生の子を置いて逝ってしまうのって本当に辛いですよ。
それも何の前触れも無く突然さよならなんて・・・。

それが障害を持った子なら思いはより強いのではないでしょうか。
「この子を置いて死ねない、できることならこの子より長生きしたい」
でもそれは無理なんですよね。

そのために姫には自分で出来ることをできるだけ増やしてやりたいと思う。
一人で生きていけるようにとは言わないし、言えないが、人の手を借りてもなんとか生きていって欲しい。

それには膨大な時間が姫と私には必要。
私が元気なうちにどこまでできるか・・・いや、明日のことなんて分からない、
精一杯生きていくしかない。

神様は酷だ。

有言実行

2006-07-28 | 家族
24日から姫の夏季プールが始まりました。
先日宣言した通り、路線バスを使って通ってます!
今の所、皆勤賞まであと1日、素晴らしい!!

路線バス、緊張しましたねぇ。
普段どれだけ車に頼っているか痛感しましたよ、そしてバスの中がこんなにも進化しているとは。

この辺の路線バスはノンステップバスで乗り降りするときに段差がないんです。
それはとっても乗り降りしやすくていいんですけど、その代わり弊害が。
バスの車高自体が低いこともありタイヤの部分の座席の高いことったら、テニスの審判か?ってくらいですよ。

一人用の座席と優先席は低い部分にあるのでいいのですが、後方の2人掛け用の座席は階段のようになっているので、5日通ってお年寄りが後方にくることは一度もありませんでした。どんなに混んでいても低い部分にしかお年寄りはいません。

いないと言うより来られないんですよ。
段差ありすぎて私でも怖かった。
駅に行く途中で降りるので後方に座ってしまうと人をかき分けて、段差に気をつけながら降りないとそのまま前へ転がっていきます。

バスの構造がこんなにも変わっていることに驚きましたが、変わってないものもありました。
それはウォークマン(今はipod系と言ったほうがいいのか?)のシャカシャカ音。これ、ホントにうるさい!耳障り!!
イヤフォンとって、「うっさいよ、ばかたれ!!」と何度言ってやろうかと思ったか。何の曲聴いてるか分かるくらいの音量はダメでしょ。

公共の乗り物の利用はルールがあるからね、それは暗黙だろうと常識だろうと守らなきゃダメよ。

それを姫に教えるのはやっぱり経験の積み重ねしかなさそうです。
比較的おとなしく乗っていましたが、思いの外楽しいらしく興奮するとやっぱり声を上げちゃう。あと窓をこつこつ叩く、手の平をかざしてヒラヒラさせたりとかね。
ヒラヒラは良いとして声や音は「やめなさい」って言うと素直に従ってたのでその点はとってもいい子ちゃんでした。

バスに乗る場所は覚えたようだが降りるところは行きも帰りも終点じゃないので全然分からないみたいでした。回数券を利用しましたがそれもなんですか?この紙は?みたいな感じ。
そんなすぐには覚えられないし分かんないよなぁ。

でも、この「ぶらり路線バスの旅」が私自身も楽しくて新鮮だったので、これからも機会を作って続けていこうと思います。
高等部になったら一人通学か親が送っていくしかなくなるので、スクールバスに乗れなくなる直前に練習を始めても姫の場合は身につかない。
なのでその練習も兼ねて今はお楽しみとして路線バスを利用したいと思います。

ちなみに家からバス停まで3分、バスが15~20分、そのバス停から学校まで徒歩15分でした。徒歩15分の間には踏み切りもあってここも練習にもってこい!こんなナイスな通学路を使わない手はないわ。

女王

2006-07-27 | 音楽
夏フェスの季節ですね、行きませんけど。

いろんなアーティストが一度にたくさん観られるので新鮮だし、食わず嫌いだったのに「けっこういいじゃん!」ってパターンも多いみたい。

でも行きません。
なぜって暑いから(最低)
寒いのになんでわざわざスキーに行くの?っていう感覚に似てるね。
極端に暑いとか寒いとか人が多いとかって苦手なんですよ。
想像するだけでやる気が失せるが、そこへ果敢に向かっていく人は尊敬する。
がんばれ(棒読み)

そんな夏フェスの話題が聞こえ始めましたが、いろんなフェスのメンバーを見るとファンキーな女性軍が多い。
いいね、ファンキー。

その中でも群を抜いているファンキークィーンは、独断と偏見でサザンの原由子に決定!

なんで原由子か?って疑問でしょ?
だって、桑田佳祐の奥さんでサザンのメンバーってことだけで、ある意味聖母よ。
あのクセ者(失礼)を手懐け、惚れさせるなんて芸当できませんよ?
それに毎度のあの振り付けをなんのためらいもなく踊れる余裕、素晴らしいね。

女は余裕、学びましたよ私。

一般人

2006-07-26 | 音楽
うーん・・・なんか違うんだよなぁ。
どうしてそっちに行ったかなぁ ボニーピンク。

顔もなんだか普通になっちゃってるし。
前の方が一線引いてる風で好きだったんだけど。

私が好きだったのは「Tonight the night」までですね。
嫌われ松子、エビちゃんCMから、あれあれ?どこ行くのよ?って感じで一般道走り始めちゃった。

だからね、ベストが出たのもなんだかなぁな感じ。
今の勢いで売っちゃえ!みたいなのが見えてイヤなのよ。
知ってる人だけが知ってればいいアーティストで良かったのに、って大きなお世話だわね。本人にしてみりゃ死活問題だもんね。
選んで聴く方は好きなこと言ってりゃいいんだもんね。

本当に芸能界にいなくて良かった。(はい、突っ込むところ!)

客観視でおまかせ

2006-07-24 | 世間話
今日は久々に美容院へ。
また「ちょっとイメチェン」したくて切抜きを持っていって、こういう感じにしたいんだけどって担当の店長に相談。

それによってはパーマもありだし、それが似合わないって言うなら縮毛矯正してこの夏はさらさらストレートでいこうかしら♪とも考えていたが、担当店長はどちらも却下。
まぁね、そうくるとは思ったさ。

でも全否定っていうより、パーマが必要ないってことと、縮毛矯正後のダメージを心配してのストップ。
で、店長の提案は比較的伸びが速くて切るサイクルが短い前髪だけ縮毛矯正をするというもの。
というのも、私の癖は顔周りのみなんです。
後ろはほとんど癖がないらしく、前髪だけでも扱いやすくなればずいぶん違うよという。

もう、髪型もカラーも意見は聞いてくるけど、ほとんどお任せなんです。
だからどんな風に切ってるかもよく分かってないし、カラーもどんな色で染めてるのかわかんないの。とりあえずカラーは自然な感じになるようにグラデーションになってるらしい。へー。
仕上がりが思い通りになってるので、それでOK♪
この店が開店する前からの付き合いなので、私の性格も癖も良く分かってるから本当に楽。

最近混んでて予約が思うように取れないことが増えたのがちょっと不満だけど、それは仕方ないしね。
またお世話になります。


ファン

2006-07-23 | 家族
今日、姫の学校の納涼祭がありました。
校舎増築のため校庭が使えないのでアリーナ(体育館)開催です。

音が苦手な和太鼓やバンド演奏を聴いたりしましたが、飽きてきたので校内散策に行くことにしました。
ここであることがずっと気になっていたんですが、ストレートな姫姉が確信に触れてきた。

「ねぇねぇ さっきから浴衣着た女の人がずっとこっちを見てるよ。
お母さん知ってる人?」

そうなんだよ、私もアリーナに入ったときからその視線には気づいてたの。
しかもだんだん近づいてきてるし、けど全然知らないし。
のほほんとした姫をよそに私と姫姉は妙にびくびく。
一体なんなんだ?この子は?

すると、ついにその子が話しかけてきた!
物凄く警戒していると「あのぉ この子姫ちゃんですよね?
私この学校の卒業生なんですけど学校にいるときから姫ちゃんのファンで、
かわいくてすごく好きなんです」と言うではないか。

なぬ?ファン?
そんな言葉をこんなところで聞くとは思わなかったよ。
姫のことをよーく知っていてそのマニアックぶりに唖然としたが、敵意をもたれるよりは好かれるほうがいいに決まってる。

聞けば卒業した今は超有名某ファーストフードでバイトしてるんだって。
「郊外授業で姫ちゃんが来たことあるんですよ」って嬉しそうに語る彼女。
そんなに好いていてくれるんだ。

それは分かったけど、それから帰るまでずっと行動を共にすることになるとは・・・。「姫ちゃんが可愛すぎて!」って悶絶してるだけなんだけど、これある意味ストーカーじゃないか?ってくらいの執着振り。
ニコニコ笑ってついて来て、時々「抱っこさせて」って姫を抱っこするんだけど、
姫は見知らぬ彼女に警戒しイマイチなつかない。というか、それが正常な反応だと思う。

ここの卒業生と言うことは何らかの障害があるのだろうが、普通に会話が出来るのでパッと見全然分からない。
でも、こういうところが人とのコミュニケーションが取り難いんだろうなと思った。普通に生活するには問題はないんだが、自分の言動・行動で人がどう思うかまでは気にしない。人の気持ちを察するって健常の人だって難しい。
私なんか、彼女くらいできればいいんじゃないかと思うけど、そうもいかないのが世の中なのかしらと思ったり。

しかし。
一番警戒したのは実は私。
自分の子とタイプの違う障害児・者に対してまだまだ免疫がない証拠。
そしてどこかで線を引いてるんだよね。
情けないなぁ・・・。

姫姉の夏

2006-07-22 | 家族
姫姉の夏休み。
この子は本当に手がかからない。
マメというのか今自分が何をしなきゃいけないのかがちゃんと分かっているので、
そういう面では私が口うるさくいうことは皆無。

でもそういう部分が逆に「私を見て!」という姫姉からのサインであることは明らか。
いい子でいなきゃって思いが強いんだよね、手を焼かせちゃいけない、ちゃんとしていることで私のほうを見てくれるというのが分かるので、本当に心が痛い。
そんなにいい子でいる必要はないのに。
でもそうさせているのはきっと私。

しかし。
余計なことを姫に教え込むのもこいつ。
玄関の鍵の外し方、階段の手すりを滑り降りること、書き出すときりがない。
それで怪我をするとか、事故に遭うとかってことまで頭が廻らないからタチが悪い。脳みその使い方ミス。

こき下ろすわけではないが、この女とにかくうるさい。
黙ってられないの。
いいから黙れ!って言ってるのに平気で喋り続け、強行して口をふさがないと延々と何か言ってる。空気の漏れる音さえうるさいってなんなの?
寝てても寝言が激しいのでうっさいし。
「そんな話聞いてません!」とか「ちょっと待ってよ、待ってってば!」とか。
病んでんのか?

とにかく黙ると言うことを覚えなさい。

姫兄の夏

2006-07-22 | 家族
姫兄も夏休みです、当然。
っていうか、いまだに通知表見てません、見せません。
今更隠してどうすんだって話ですよ。

初日から起床が午後2時という暴落ぶりに大激怒した私は、
夜中に熱中したと見られるプレステのコントローラーを隠してゲームを出来ないようにした、至って普通のお母さん。これぐらいじゃ鬼じゃない。

起きないことにも腹が立つが、この日は姫兄の担任の先生と学校で待ち合わせしてたんですよ、姫兄。
時間は決まってなかったが、当直で学校にいるから入部届けと夏休みの補習授業の申込書を先生に渡しに行く約束をしてたの。
それなのに!起きない!!

私、時間にルーズ&人を待たせるという行為が大嫌い。
身内だろうが友達だろうが他人だろうが、これを守れない人は人として認めない。
なんて偉そうなんでしょう、私。

自分の子がそういう子になって欲しくないので、それだけは口うるさく言います、そして絶対許さない。言い訳するのも火に油を注ぐだけ。
「お前にそんな権利ないんじゃ!ボケ!!」とキレまくり。

どれだけ激怒したか分かっていただけたでしょうか?
「いってらっしゃい」と送り出すのではなく、「早く行け!」と追い出したのはな
んと午後3時半。もう有り得ない・・・。

姫兄のことを気にかけいろいろ手を焼いてくれている人たちの期待に応えろとは言いません。期待に応えなくていいから気持ちは分かってやりなさいよ。

やりたいことがあるなら、やるべきことをきちんとやる。
お前が守らなきゃいけないのはこれだけなんだよ(とりあえず)
「すぐ忘れちゃうんだよ」と、う~ん・・・これはとうとう症状が表出してきたか?と思われるような発言もあるが、忘れちゃうなら紙に書く、手に書くなどするしかない。姫とは全く対応が違うタイプなので、その辺りは私も多少混乱気味ではあるが、姫兄に関してはいろいろ考えなきゃいけない夏です。

姫の夏

2006-07-21 | 家族
一学期が終わりましたね、夏休みに入っちゃいましたよ。
姫に関してはこれほど落ち着いていることは今までなかったので、学習意欲がとても高く飛躍的に伸びました。
と言ってもぺらぺら喋るようになったとか、字が書けるようになったとかじゃないです。

何事にも意欲的に取り組む姿勢っていうのかな?
そういう姿がそこかしこに見られ、養護学校の通知表は段階評価ではなく、
文章による報告のようなものなのですが、こんなに「立派!」と今までないぐらい日常生活の落ち着き振りが評価されたことは、私にとっても本当に素直に嬉しいし、大きな励みにもなる。

姫の担任の先生はこういう風に子供を通して親を評価することがとても上手い。

単純な私はその部分をちょこちょこっとくすぐられるだけでいい気分になって、どんどんやる気が沸いてくる。
多分、この親はこうすれば燃えるんだろうなというのを察する力が高いんだと思う。

誉めるだけでなく、勿論苦言もありますが、それは一緒に何とかしていきましょうと言う先生からのサイン。
それが分かるのでこちらもそれに応えようという気になる。

夏休み、こんなに長い休みをどう乗り切ろうと思うとただ長いだけの休みになってしまうが、なにか目的をもって望めばこんなチャンスはない。
あれこれ欲張っても挫折するだけなので、姫に合った目標を選んで取り組んでいきたいなぁと思いますね。

立派なことを言ってられるのもまだ初日だからでしょね(笑)

とりあえずこれだけはやろうと決めているのは、夏休みの学校プールは6日あるんですけど、それに車ではなく路線バスに乗って行こうと思ってます。

そんな簡単なこと・・・と思うでしょうが、普段車しか乗らないので公共交通機関を利用するのは私にとってもいい機会。姫にとっても路線バスに乗ることはこれからのことを考えるとやっておかなくてはならないことなので、期間が限られているこの機会をりようすることにしました。

この期間限定というのがとっても大事。
今の姫に普段の登下校でこれを取り入れてしまうと、「毎日こうなんだ」と思ってしまうのでスクールバスに乗れなくなってしまう可能性大。
まだ両立が必要なので思い込まれると今までのことを拒否する傾向にあるので、期間限定が重要なのです。

それと私自身バスの乗り方が分からなくなりつつあるので、危機感を感じてるのも理由の一つ。

今はバスカードという便利なものがありますが、私は姫にもお金の感覚が少しでも分かるように回数券を購入。
券じゃお金の感覚は分からないかもしれないけど、この券があるとバスに乗れるんだということが分かればいいかなと思います。

回数券買っちゃったから何が何でもこの目標はやり遂げるのだ!
宣言しちゃえばやらざるを得ない(笑)

夏の終わり

2006-07-17 | 世間話
あー終わっちゃった。
♪ふふふ 恋人夫婦 ふふふ ふ~♪
の、「我輩は主婦である」

最後の〆まで完璧でした、なまはげで〆るドラマって(笑)

斉藤由貴可愛かったなぁ 綺麗な高音ボイスの歌も良かった。
彼女の隠れた名曲「AXIA~かなしい小鳥」が聴きたくなった。

昼下がりの30分の楽しみが消え姫ママの夏は終わりました。

喧嘩っ早いガキのごたごたはもういいよ、大河○奈々子がイタイよ。
子育て間違えてるよって私に言わせちゃダメでしょ。
年取らない森○由美も気味悪いよ。

リアルすぎてもダメ、現実離れしすぎてもダメ。
「有り得ないだろ!?」って真顔にされるのはNO!
「有り得ないだろ!?」って笑わせてくれなくちゃ。
細かいところでクスっと笑えるリアルがいいの。

初めてドラマのDVDが欲しいと思いました。
間違いなく今年一番面白かったと断言。
自己満足万歳!!