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ブログ de 姫リンゴ

ひめまの戯言、次女の雄叫び、

一言多い長男、長女、父の日常です。

清水ミチコ ひとりのビッグショー IN 武道館

2017-01-06 | 音楽

年末年始の恒例行事と成りつつある清水ミチコの武道館ライブに行ってきました。
今年は年始の1月2日、九段下は武道館ライブへ行く人と靖国神社へ参拝する人とでごった返していました。

またWOWOWで放送されるのでネタバレは極力避けますが、安定の面白さ。
新年から大いに笑わせて貰いました。
ちょっとだけネタバレすると、今年のゲストは一昨年に続き清水ミチコの実弟である一郎さん。
いわば素人なわけですが、武道館でも物怖じしない強心臓と飄々としたキャラでこの方好きですね。
あんまり似てないです。

清水ミチコのライブと言えば映像ネタは外せないが、今年は小池百合子ネタ多し。
そして光浦靖子、たんぽぽ白鳥、ニッチェの5人で組んだ『もろもろクレーマーZ』、松尾スズキのギリギリすぎる歌のお兄さんは笑いました。
もろもろクレーマーZに出ていた4人は当日武道館に来ていました、4人とも恥ずかしそうにしていたけどニッチェ江上の存在感は隠しようがなかった。

今回もネタの多くは面白くも大丈夫か?ギリギリだぞってところをぐいぐい攻めてました。
果たしてWOWOW放送時にどれだけカットしないで放送されているのか心配になるくらい。
昨年はナオト・インティライミがカットされていたので恐らくアウトだったんでしょうね、面白かったのに。
作曲法のサカナクションが面白かったのでカットされないといいのだが。
ちなみにスピッツは公認だそうで招待されてスピッツのライブでスピッツネタやったことがあるそうです、器が大きいな。

このライブはお土産付きで今年はこれ。

コンパクトにしまえるうちわです。

今回はグッズがなかなかよくて、

ポーチ

底に罠が。

タオル、今治のものです。

イラストは全て五月女ケイ子。
この方のイラストはヘタウマ(と言っていいのかしら?)で味があって好きです。

追加公演もありますが私は年に一度の武道館公演を楽しみに一年間過ごしたいと思います。
客の年齢層が高いのでアウェイな感じがしないのもこの年になると有り難いのです。

いい年の始まりとなりました。
ありがとう、ミッちゃん。





若き円熟

2016-07-06 | 音楽


以前、若き才能として、ぼくのりりっくのぼうよみを紹介しました。
今回はもう少し年上だが、結成3年、平均年齢24歳の若さにして円熟味さえ感じさせるSuchmos(サチモス)を紹介したいと思います。

横浜出身(細かいこと言えば一人は茅ヶ崎、一人は富山)の6人組の彼ら、この年齢で既に出来上がってる感がハンパない。
とにかく音がいい。
特にベースとキーボードが上手すぎる、この二人、ベースのHSU(スー)とキーボードのTAIHEIはサナバガンというバンドのメンバーでもあります。
私はギターもかなり好きです。ギターはTAIKING(タイキング)、ちなみにサッカー日本代表の戸塚哲也氏の息子さんです。
それがどうした!?ってくらい彼の才能に七光り関係なし、
そしてバンドのキーとなるボーカル・YONCE(ヨンス、日本人)は「ヨンスの声じゃ無いとダメだ」とメンバーが1年かけて口説き落としたそう。
正直もの凄く歌がうまいと言うわけではないのだが、非常に声に魅力がある。この声じゃ無いとダメと口説き落とした気持ちが良くわかる。
見かけはどこにでもいるお兄ちゃんたちです、なのに浮ついているどころか骨太とはちょっと違う芯が通ったブレなさがある。

アルバム1枚、シングル3枚出していますが(画像は3rdシングル・MINT CONDITION)どの曲も中高年のツボを突いてくる懐かしさと新しい
感覚の刺激がある。中年の大人に受けていることもこれだけ若いバンドにしては珍しいと思う。
和製ジャミロクワイと評されることがあるが、似ていると言うよりその要素があるかな?と言う程度だと思う。
STAY TUNEのPVの感じは似てるかな、動きが。

ブラックミュージックやジャズ、ポップスやロックも感じさせ、一つのジャンルには括れない多様性が洒落ている。
そこに荒削りな部分もあってそれが相まってとても心地よい。
好きですね。
私の一押しはMiree
歌詞はEDのことなんですが、それがこうなるかというくらいの名曲。
MireeとはEDを音階にするとミとレになることからMiree。

Suchmos、大人の方に食わず嫌いせずに聞いて欲しいです。かなりオススメです。










若き才能

2016-03-15 | 音楽
MEGUMIが半裸で泣きながらラブイズオーバーを歌ってる夢を見てから気分が優れないひめまです。

さて、そんな憂鬱を吹き飛ばしてくれる若き才能を紹介したいと思います。
はい、いつもの如く、押し売りです。

何人(何組)かいますが、1、2を争うポジションに君臨しているのが、ぼくのりりっくのぼうよみ。



ぼくのりりっくのぼうよみ?
は?
そうですね、そういう反応が当然かと。

これがアーティスト名です。
アルバムタイトルではありません。

りりっくと言ってるのでお察しでしょうが、ラップです。
ラップかよ…とここで、そっ閉じしようとしたあなた!ちょっと待って!
世間一般が思い浮かぶラッパーは、おそらく、デカい金のネックレスを首からぶら下げ、いわゆるB系ファッションに身を包んだ「俺の母ちゃん、マジ感謝 Hey!Yo!」とか言ってそうな人かと思われます(偏見極まりない)。

全然違います。
昨年1stアルバムを出しましたが、恐ろしいのは当時17歳、高校生です。
男子校に通う普通の高校生、爽やかタイプ。

初めて彼の曲を聴いたときに空気が変わりました。
一瞬冷たい風がヒンヤリと吹いたような。
なんだ、これ?なんだ、これは!
ジワジワやられるパターンと一瞬で持っていかれるパターンとハマるときは二通りあるが、完全に後者。
歌声、ラップ、歌詞、曲、どこをとっても17歳のレベルではない。
天才ってこういうことかと。
勉強が出来る天才、頭の回転が早い天才、天才にもいろいろいるが、彼は両方です。特に言語力、語彙力がハンパない。
ただ難しい単語並べてりゃいいっていうのではなく、そのセンス。

10代特有の視野の狭さはあまり感じない。見てる視点が違う感じ。人間としてというより、様々なものに形を変えてくる。
フィルターかかってたり、上から眺めてる感じだったり、どこか他人事、でも自分の心の闇に痛みを感じながらも受け入れようともがいたり。

凄い若手が現れた。
いや~、度肝抜かれました。

Out of Control JAPAN Tour 2015 ファイナル

2015-10-18 | 音楽

行ってきました、さいたまスーパーアリーナ。1日遅れの自分への誕生日プレゼントです。

こちらのツアーはMAN WITH A MISSIONがZEBRAHEADをゲストに迎えてのJAPANツアーとなります。
ツアーと言っても名古屋含め3日しかありません、そして10/17がファイナルです。

前日10/16にもありましたが、平日なので誕生日だったが諦めました。
16日は一日中雨でしかも寒くて17日も雨予報、雨女っぷりを存分に発揮しちゃった感がありありでしたが、家を出る頃には晴れ間が見えて傘いらずで行けました。

ステージセットが凄いとは聞いていたが、まあ凄かった。
マナーとして当たり前ですが写真撮ってないので会場内の写真はありませんが、Out of ControlのEPジャケット(上記の画像の狼と縞馬)をそのまんまオブジェにしてありました。デカい!
オブジェというか空気入れて膨らませてるやつね。でもとにかく巨大。

まずはゲストのZEBRAHEADからスタート。
ゼブへのライブは初だったけど、ベテランですのでね、その辺の匙加減というか、分かってらっしゃいます。
乗せるのが上手いし、楽しい。
曲は知ってるのでポカーンと地蔵になることもなく、汗かくほど乗らせてもらいました。
でもMWAMにしか興味ない人は地蔵になってたり、座ったままも多かったかな。その辺はそれぞれの楽しみ方でOK。

ZEBRAHEADのセトリはこちら。

1. HellYeah!
2. Save Your Breath
3. Call Your Friends
4. Worse Than This
5. Devil On My Shoulder(feat.Jean-Ken Johnny)
6. Mental Health
7. Blue Light Special
8. So What(feat.DJ Santa Monica)
9. Lockjaw
10. Playmate OF The Year
11. Anthem

Devil~はジャンケンが、So Whatはサンタが楽曲にゲスト参加しているので、2匹をステージに呼び込んでのパフォーマンス。これはこのツアーじゃないと見られない。

11曲で大体1時間くらいやったかな。
その後ステージ転換、お次はMWAM。

まずはミッション動画
『トーキョータナカ うどんを打つ』
うどん打ってましたw手つきが素人じゃない、マジ。
さいたま限定でレシピ監修した『トーキョー田中亭』という屋台でボルシチ作って売っただけあります。勿論両日完売です。
ちなみに16日はジャンケンがラーメン屋に弟子入りみたいな動画だったそうです。
途中もう一度ミッション動画がありますが、そちらはモラトリアムをカラオケで歌うと本人たち撮った覚えのないMVが流れて、何コレ?となる内容。何もかもがうまくいかない主人公サンタが昔を思い出して奮起するありふれた話とオフィスラブという古すぎるベタさ。サンタの演技に救われた感じ。

そんなゆるい動画の後、一発目からEmotionsをぶちかましてきました。やるね、オオカミ。
その後もTake what U Want、ゲロンと序盤から飛ばす。
TAKE ME HOMEではタナカがサビあたりでちょっとズレたりしたが、そんなところもライブの醍醐味。
ゼブへの時には気にならなかったがMWAMが始まってから音響がかなり気になった。割れるしハウリングしてるし。タナカがサビの入りを掴めなかったのは音響のせいもあったかもしれない。
玉アリで良い音質を求める方が無理よね。
マナー違反も多かった印象。
開演前後のステージ撮影は禁止だがパシャパシャ撮りまくりだし、酷いとステージ中でも写真や動画撮ってる輩が多い。
マナー悪過ぎるよ。

databaseはゼブへのアリがゲスト参加。databaseは好きな曲、オリジナルの10-FEETのTAKUMAバージョン、ライブ仕様のタナカバージョンに加え、アリバージョンまで出来た。上がる。

そして新曲のカップリングFar。
この曲すごく好きです。ジャンケンの曲ってスルメ曲(聞き込んでいくうちに良さが分かる)が多いんだけど、これは聞いた瞬間、好みでした。
同じカップリングでジャンケン曲のSTELLAは評判いいが、私はあまりピンときません。

新曲のRaise your flagはカミカゼ曲。カミカゼ曲はストレートに好きだなと思うのが多くて、この曲も好きです。
ライブではどんな感じになるのか楽しみでしたが、ライブ映えします。CDで聞くよりライブの方が断然生きる。

メドレーはお馴染み。
ダンエビでボルテージMAX。

アンコールは新曲と鉄板FLY AGAIN。
これやらなきゃ収まり悪い、MWAMと言ったらこれという曲。
あの手の振りが嫌いという人もいるけど、ダンエビのタオル回しと変わらないと思うんだけどな。
フェスなんかで初見の人も自然に乗らせることができる鉄板曲って単純に凄いと思う。

そして、これをやらなきゃこのツアーの意味がないOut of Control。
当然ゼブへもステージに再び登場。
ここでゼブへからMWAMにシャンパンのプレゼント。
勿論飲むよねと煽られ、栓を抜くタナカ、一気。
シャンパンが大きいので全部は飲めません。
それをステージにいるMWAMとゼブへメンバーで回し飲み。
MWAMのフロント3人は大人の事情でオオカミがライブ仕様になっているため、後ろ向きで飲む。
リブとサンタは諸事情により飲めないため、リブはシャンパンの口に指で栓をして飲むフリ。
サンタも飲むフリかと思いきや飲んじゃった。当然溢れますわな、そういう風に出来てないんだから、無茶しやがって。そういうところがサンタらしくて好き。

シャンパン飲みまくり最後の曲Out of Controlが盛り上がらないわけがない。
この曲だってこのツアーじゃなきゃ絶対聞けない、貴重。
最後まで上がりまくって終演。

MWAMのセトリはこちら。

1:Emotions
2:Take What U Want
3:Get Off of My Way
4:Dive
5:TAKE ME HOME
6:The Cure
7:database feat.ALI(Zebrahead)
8:Far
9:evils fall
10:Raise your flag
11:メドレー
(DON'T LOSE YOURSELF~distance~DANCE EVERYBODY)
12:Seven Deadly Sins
-Encore-
13:STELLA
14:FLY AGAIN
15:Out of Control(MAN WITH A MISSION×ZEBRAHEAD)

JAPANツアーと銘打ってますが、この後すぐゼブへと一緒にヨーロッパツアーに回ります。
そして来春MWAMは大規模全国ツアーを敢行。
東京公演も発表になったが、平日開催。
でも行きたい、なんとしてでも都合つけて行ってやる。

とにかく楽しいライブでした。
MWAM、ZEBRAHEADありがとう。
最高の誕生日プレゼントになりました。





昨今 チケット争奪戦

2015-03-29 | 音楽
行きたいツアーのチケットが取れません。
箱が小さいめなので激戦は予想していたが、これほどまでハズレまくるとは…。

「抽選の結果、残念ながらチケットをご用意することができませんでした」

当落メールのこの文字を見るたび、用意する気ねーだろっ!と毒づく日々。

今はネットでポチッとエントリーして、サクッとメールで当落が分かる簡単システムが定着しているが、昔(20年以上前)は、店頭で並ぶか、電話かけまくりが当たり前だった。

よくやったのは、友達10人くらいと作戦会議を開き、店頭で並ぶ組と電話かけまくる組に分かれる方法。
店頭並び組は新宿か渋谷で徹夜。
電話かけまくり組は自宅ではなく、なぜか新宿か渋谷の公衆電話で朝10時からかけまくる。

当時、電話組の間で新宿か渋谷の公衆電話からかけると繋がりやすいという都市伝説的な言い伝えがあり、本当に取れることが多かったためです。
もしかしたら自宅からかけても取れてたのかもしれないけど、その特別感というか非日常な感じに酔っていたのかも。

徹夜組はひたすら並ぶ。これも、ぴあ、セゾン(当時)に分かれます。
渋谷のセゾンとぴあが比較的取れた記憶があります。

ずっと並ぶと行っても、暇すぎるので場所取りだけして夜通し鬼ごっことかしてました。24時間営業の店がほとんどなかったので。お金もないし。なので夜明けを迎える頃にはヘトヘトになって、朝10時まで路上で爆睡という平和な日本を実感出来るようなことをやってました。

ちなみに当時1番徹夜行列が凄まじかったのはBUCK-TICKでした。(私的チケット争奪戦調べ)
懐かしす。

今は自宅でポチッと楽々エントリー。
しかし、その分当落メールに一喜一憂させられる。
もっと早く並ばなきゃいけなかったんだ…と自分の努力不足を嘆くこともなく、e○とは相性悪いんだ、ぴ◯?当たるわけねーわwと八つ当たりモードに走る。
確実に運しかないもの。
盛大なおみくじ引いてるようなもの。

つらつらと書いてみましたが、今回のツアーは全滅したので潔く諦めます。
さ、次行こうか。

Easter

2015-03-24 | 音楽
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの新譜『Easter』

普通曲について語るべきなのだろうが、まずはここに触れないわけにはいかない。


真っ黒。
よく見ると型押しみたいになってるんだけど、真っ黒。

こういうCDジャケットは珍しくないです。普通っちゃ普通。
しかし、アジカンに関しては普通じゃない。事件です。

アジカンといえば中村祐介氏のジャケット。
デビューからずっと変わらず。

とか、

こういう曲に合わせて書かれたイラスト。
このイラスト見ると=アジカン。

が。
が!
今回なんでこれ?


中村氏と仲違いしたとかではなく、曲のコンセプトに合わせてということらしい。
そうですか。
次回はいつもの中村氏のイラストに戻してください、お願いします、落ち着きません。

さて肝心な曲はこれから聴きます。
すみません。

Seven Deadly Sins

2015-02-11 | 音楽
本日発売、昨日フラゲしたMWAMのシングルSeven Deadly Sins.


狼が犬ぞりを操るというシュールなジャケット。
こちら動画もあるのだが、それはまあ見事な犬ぞり捌きを見せております。
普通に上手い。

そんなことはどうでもいいとして、肝心のシングルですが、2曲タイアップ付き。

M1:Seven Deadly Sins
(MBS/TBS系列TVアニメ「七つの大罪」オープニングテーマ)
M2:Dive
M3:Falling
(資生堂「ザ・コーラゲン」CFソング)
M4:evils fall [remix]
(remixed by BOOM BOOM SATELLITES)

全部聴きましたが、1番良かったのは
Falling
1番最初にタイアップついて昨年からCMで流れていたし、ライブでも聴いたが、改めてCDで聴いて訳詞を読んでその深さに驚いた。

CMタイアップがつくと知った時タイトルからラブソングか、珍しいなと思いました。全然違いました。
深いのよ、人として人間としての根源というか。
演奏もライブで聴いた時にもあれ?と思ったが、ドラムのリブちゃん、この曲でスネアドラム使いません。
その代わりDJサンタがパーカッション担当します。これがかなり効いてる。
歌詞の世界観に重さをプラスし重厚に仕上げているが、重すぎない絶妙なところ。
作詞、作曲はカミカゼ。
Seven Deadly Sinsもカミカゼの曲だが外さない。ポンコツ扱いされることが多いが曲作りに関しては、やるじゃん!としかいいようがない。


Diveはジャンケンの作詞作曲。
ジャンケンらしい曲。
私、ジャンケン曲よりカミカゼ曲の方がファーストインプレッションとしてはズドンとくるので、ジャンケン曲は何度か聞き込んでジワジワくるタイプが多い。

そしてevils fall [remix](remixed by BOOM BOOM SATELLITES)
リミックスです。

正直リミックスで当たりってないな、原曲殺しが多いと個人的には思ってます。
しかし初めてリミックスでこれはいいと思えた。
リミックス担当はBOOM BOOM SATELLITES。
病気で過酷な状況に置かれているとは思えない、そんなこと全く感じさせないアレンジに感服した。
かっこいいなあ。

ジャケットで持ってかれた感があるけど、中身はそれ以上に濃厚でした。
今年中には多分出るであろうアルバムにも期待したい。



MWAM PLAY WHAT U WANT TOUR in さいたまスーパーアリーナ

2014-12-21 | 音楽
どれほどこの日を待ち侘びていたことか。
早々にチケット奪取に成功し、数ヶ月ワクワクしっぱなし。
恒例の「ライブ前になぜか行きたくなくなる症候群」にも今回は陥ることなく、テンションあがりっぱなしで参戦。

この日は雨。
私の雨女っぷりは健在。
それに加え、ベースのボイさん(カミカゼ・ボーイ)がこれまた雨狼なので、イベント、ライブは必ず雨降らせる。その確率たるや9割超えてると思われる。
雨で気温も低くめちゃくちゃ寒い。
物販並びたかったけど7時物販開始は絶対無理。
これはダメだと諦め、開場後に到着するように行きました。
一応物販列を見てみたら果てし無く並んでいたので白旗上げて、雨風を凌げる地下のぴあセンター付近(トイレもあって穴場なのでいつもここで待機)で時間を潰し会場入り。

15分ほど時間を押してスタート。
日本エレキテル連合による映画泥棒的な◯◯はダメよ~ダメダメ!の注意喚起映像が流れ、暗転後いよいよ本編スタート。
今回はタイトル通り、ファンが選ぶリクエスト選曲ライブでした。


セトリ

01 TAKE WHAT U WANT
02 WELCOME TO THE NEW WORLD
03 evils fall
04 Get off of myway
05 dance everybody

MC

06 フォーカスライト
07 distance
08 Mash Up the DJ!
09 datebace
10 Green-Tinted sixties Mind
11 NEVER F×××IN MIND THE RULES
12 TAKE ME HOME
13 RAIN OF JULY

尺八とお琴の演奏
14 ワビ・サビ・ワサビ
15 1997
16 higher
17 Emothions

18 PANORAMA RADIO
19 FLYAGAIN

EN1 Falling(新曲)
EN2 DON'T LOOSE YOURSELF

詳細は割愛しますが、相変わらずリブちゃんのドラムは上手かったし、サンタの荒ぶれっぷりも、ボイさんの落ち着きのなさも健在。
ジャンケンは徐々に音程が安定してきてたし、やっぱり一人喋れる設定なのでMCもこなすし大変だよなあと思う。タナパイはEmothionsで声が不安定になるけど、今日は出てた方だと思う。
PANORAMA RADIOの棒立ちはジャイアン リサイタルそのものでちと笑う。
PANORAMA RADIO好きだから笑わせないで。
ヴェダーさん(サポート)のギターはなんで絞り気味だったんだろうか?

あれだけ広い会場なので音響の問題はあるけど、玉アリは広い割りに悪くないと思います。
いつも行くと思うけど、ファンの子が大学のフットサルのサークルみたいな子達が多いなあと。出で立ちがね。
半袖Tに長袖Tの重ね着+ハーフパンツにレギンス、スニーカー、首にタオル。フットサルだ。
若くて楽しそうでいいなと思うわけです。意外とマナーいいし。

でも、そろそろミッション動画いらなくね?とも思う。
楽しいけど、狼の日常が垣間見られて面白いけど、なんか微妙に狼じゃなくて飼育(関係者)が目立っちゃっててなんだかなと思うわけです。
だったらその時間演奏してくれよと思ってもおかしくないだろう。
メンバー引っ込んじゃうから。

そしてこの日重大発表が二つありました。

一つ目は、
「5YEARS 5WOLVES 3SHOWS TOUR」
来年5周年を迎えるMWAM。
原点回帰とも言えるライブハウスツアーやります。
場所は東名阪の3ヶ所。
東京は予想通り渋谷eggman。

どこもキャパが250~300人ほどの小さなクラブハウスなので、激戦は必至。
身分証明書提示もあるので、転売出来ないのはいいこと。ただチケット取れる気が全くしません。
10月に出た初回盤DVD購入者のみに応募権利があります。
平日ライブは基本的に封印しているが、今回は取れたらなんとしてでも行きたい。
どうにかして諸々調整する。
でもその前にチケット当てなきゃ。厳しい、かなり厳しい。

二つ目は2月にNEWシングル発売。
タイトルは、『Seven Deadly Sins 』
タイトル直球ですが、七つの大罪です。七つの大罪といえばアニメやってますね。
これの次期オープニングテーマになります。

そしてゴクミのCMで流れてるFallingはカップリング。
それともう一曲新曲が入り、REMIX版evils fallの4曲。
新曲、結構ゴリゴリらしいので期待大。

緊急告知で沸かせつつ、それ以上にライブでぶち上げる。
とにかく楽しい2時間強でした。
私がリクエストした内の2曲は入ってたけど、coloursはなんで入らないんだろう。追加公演の福島でやるのかな。場面的にはそこが合うんだろうけど、やって欲しかった。そこだけが心残り。

ライブ後はそのまま帰ろうかと思ったが気が向いたので物販へ。ライブ前よりは人が少なかったのでラババン2種、ライブTシャツ別バージョンを購入。
他のはもう持ってるので買いませんでした。
寒かったからガウ手袋(毛の付いた手袋)が欲しかったけど完売。
冷静に考えたら私40オーバー。
ガウ手袋いつするんだよ?
完売でよかったのかも、危ない。
でもあったかそうだった。うらやま。

そして興奮冷めやらぬまま帰宅。
主婦がライブに行くのはそう容易いことではない。
いろんな調整してないと行けない。
協力してくれた家族に感謝。

心から楽しめたライブでした。
ありがとう。





ベストアルバムについて考える

2014-11-02 | 音楽
ミュージシャンがいつかはぶち当たる「ベストアルバム」。
集大成としてよっしゃ!と思うのか、
俺ら(私ら)もう随分長くやってるし、そろそろまとめてもいいかしらねと思うのか、
あ、ノルマですね、分かりましたーなのか。

ファンとしてはどうなんでしょう。

ファンならシングル、オリジナルアルバムともに購入しているだろうから、
ベストなくてもいいよ・・・じゃないかなあ、大半は。
この曲はあのアルバムのこの曲順で入ってるからいいんだよって思うんじゃないかな。
私はこのタイプです。
だって、誰にとってのベストなの?
いくつかのパターンに分かれるよね?ベストって。

1、ファンに投票させ上位20曲くらいをまとめたベスト
2、メンバーが選んだ20曲くらいのベスト
3、シングルだけをまとめたベスト
4、裏ベストと表したカップリングを集めたベスト
5、誰が選んだんだよ、なんだよこの選曲という誰得ベスト

ざっと分けてみたが、これだけ見たって誰もが納得するベストがない。
絶対、なんであの曲入ってないんだよ!なんでこの曲入れるんだよ!ってなる。
そりゃそうよ、その人によってベストが違うんだもの。

だからファンには大抵悶々としたベストが出来上がりますが、
このなんとも微妙なベストが役立つ時って多分こんな時。
「チラッと聞いたあの曲がいいな~と思って、このミュージシャンに興味持ったんだけど、なにか他にお薦めある?」
聞くきっかけになる時ですよ、まさにこんな時にベストはうってつけ。
間違いないもの、そのミュージシャンの代表曲は収められてるし、聞いたことある曲が
数曲は入ってるだろうし、借りるにしても買うにしても、一番損しない。

興味持ったからアルバム買おうかなって時に、興味持った曲が入ったアルバムを買いたいと思うのは当然。
そこから嵌ってファーストアルバムから揃えていったり、最新アルバムから攻めていったりするわけです。
そうなるとベストアルバムを出すのはそのミュージシャンにとっては、
新たなファン層を広げるためのものとして最も有効な手段。
ベストアルバムってこういうためのもの、いやらしくいえば商売だし、そのための契約。
CD売れない時代だものね、食べて行くには不本意なこともあるだろうね。
ベストアルバムを出せるのは勝算があるから出せる。
それすら出せないとなると、本当にいよいよ危ない。

大きなお世話だがそんなことまで考えてしまうファンにとって、CDを買うというのは
もはやお布施。
CD出しててくれればいいよ、解散しないで、細々とやっててくれたらそれでいいからと
すがるような思いすらある。
だって引退、解散しちゃったら、もうオリジナルは聞けない。
レコード会社がいつまでもベストとか傑作集とか言って次々と似たようなアルバム出すしか無くなる。
そう考えるとベストだろうがリリース出来るのは有り難いことなのね。

そしてそんな私は年明け早々お布施します。
ベストアルバムについてこれだけつらつらと書いたが結局ファンなんてそんなもの。
出れば買っちゃう、そんな自分を納得させ鼓舞するための話でした。

LEVEL3

2013-10-09 | 音楽
parfumeのnewアルバム 『LEVEL3』


最近のシングル聴いてても、今ひとつピンと来なかったり、
中田ヤスタカは、きゃりーメインなのか?と思ったり、
正直今回のアルバムは微妙かも・・・と思っていました。
でもなんだかんだで初回限定版買っちゃう。

perfumeは『GAME』が最強アルバムだと思ってます。
それは到底超えられないだろうと思ってます。
思ってました。
超えたかも。
超えてないかもしれないが並んだとは思う出来です。

きゃりーとperfumeは全く別物ですが、何となく世間一般的に押された感は否めない。
でもやっぱり別物ですよ。
どっちがいいとかじゃなく、住み分け。
彼女たちはこっちでいいのよ、これがいいの。
ゴリゴリのテクノ、これが彼女たちの真骨頂。

今ひとつと感じていたシングル曲たちがアルバムの中で生きる。
好きな曲、馴染みのある曲を聴きたい、飛ばして聴こうというのはよくやるけど、
これは飛ばさず通して聴いた方が絶対いい。
その中で際立つのが『1mm』
そしてアルバム最後の曲がいつも素晴らしいと思うperfume。
そのアルバムを締めると言うよりは、そこへ行き着くためのプロセス。
今回は『Dream Land』これが全てを表してる。

停滞、後退?とんでもない。躍進です。

インタビューの中の言葉が印象的でした。
「ずっといっしょにやってる強みは、全力だけじゃなく、変化球が出せること。
その遊びがおもしろいんだ」( 中田ヤスタカ談)

まだまだ止まらない。もっと行け!