まとめます。
・年金担当者には当たり外れがある。
我が家は当たりでした。外れの場合は言いにくいがチェンジできます。
数回お付き合いすることになるので合わないなと思ったら変わって貰った方がいいです。
・先輩お母さんの助言は聞くべし。
経験者の言っていることは間違ったことは言っていませんので、聞いて損することはないです。
中には全く参考にならないアドバイスをする人もいるので見極める力も必要です。
・勉強会とかあったら参加してみる。
先輩お母さんの助言と被ることもあるが、事細かくレクチャーしてくれるので1回は参加してみるといいと思う。
私は定期的に勉強会を開催してくれる相談事業所からの招待で参加し、本文中に出てくる先輩お母さんから参考資料をいただきました。
・横よりも縦。
これは私の場合に限った話かもしれませんが、同学年のお母さんたちと年金申請についての情報交換はほとんどしてません。
次女は1月生まれなのでそれ以前に生まれたお子さんはとっくに申請し結果も出ているケースが多いのだが、お金が絡むからかそこについて
触れないことが多いなと感じました。触れないのでこちらからも聞きづらくてアドバイスはもっぱら先輩お母さんに聞いてました。
・その書類、今捨てないで!
思わぬ物が役に立つので、スペースが許すなら子どもに関する物は些細な書類でも保存しておくのが吉。
小学部~高等部までの毎日の連絡帳は日々の記録なのでかなり使えます。忘れてることも多々あったがこれのおかげで思い出せた。
アプリに記録しておくのもいいと思う。手帳代わりに使っているアプリのスケジュール管理は役立ちました。
・申請するまでのスケジュールを大まかに立てる。
焦る必要はないが1回では申請は終わりません。数回通うことになるので年金担当者とスケジュールを立てた方がスムーズ。
誕生日の3ヶ月前くらいから心積もりしておくといいかもしれません。
・申立書は細かすぎるくらい詳細に。
事細かに記して削られることはまずないです。年金担当者から最初に詳細に書いてくださいとレクチャーされます。
大変だった→誰が、いつ、どう大変で、どのように対処しどうなったか、といった具合に詳細に書きます。
要するにその大変さが他人に伝わらなければ分からないので詳細に書く必要があるということです。
・申立書は規定用紙以外に添付資料としてパソコンや手書きで製作した物を提出できる。
私はこの方法を用いました。規定の用紙だと下書きをチェックして貰ってから清書になるが、間違えたら訂正印などで訂正しなければいけない
ので、規定用紙の方には「添付資料1を参照」と記載し詳細は添付資料をPCで作りました。これだと修正も簡単。
規定用紙の区切りは「生まれてから診断まで」「幼少期」「小学校の時」「中学校の時」「高校の時」「現在」といった具合に区切られているの
だが、詳細に書いていくとそんな枠ではとても収まらないので、私は「生まれてから診断まで」それ以降は1~3年区切りで項目を作りました。
添付資料だけでA4用紙4枚分になりました。区切りはお子さんの病歴等に合わせてどこで区切るか決めていけばいいです。決まりはありません。
これは参考資料をくれた先輩お母さんのアドバイスです。
この申立書を一番最初に作っておくと診断書を書いて貰うときに参考資料として渡すことが出来るのでスムーズにいくと思います。
受け取ってくれない医師もいるそうなのでその当たりは普段からの関係性を鑑みて判断が必要かと思います。
こういう書類の書き方というか要点の掴み方というのはコツがあると常々思っていて、
いかに他人に対して自分の子を客観的に伝えられるかが重要な所で難しい所でもある。
そして親が出来ると思っていることは本当に出来ているのか?と親フィルターを取っ払って無の状態で見なければならない。
例えば食事は一人で取れますか?という質問に一人で食べることが出来れば、はいと答えます。
しかし、この場合の食事の意味は一人で食材をスーパーに買いに行き、一人で調理し、介助無く食べて片付けることが出来るか?という意味です。
そうなると答えはノーですね。
介助無く食べることは出来るが買い物や調理が無理ならそれは出来ることにはならない。
出来るけど出来ない。ここまで出来るようになったと喜んでいたことはほんの一部にしか過ぎず、出来る認定はされないし、うちの子は出来ます!と押し通すことはその子を苦しめることにもなるので、そこはもう割り切るしかない。
一部は出来るけどそれは出来ることにならないと言うのは親にとっては辛いこと。
その一部でさえ何年もかかってようやくできるようになったのに、それは出来ると言えないなんて切ないです。
就労、年金等これから先生きていくために必要な申請はいくつかあるけれど、18年親子で頑張ってきたことに白か黒かの判断をしなくてはいけない作業は苦行。出来ません、出来ないですと言うしかないことに私もそうだが虚無感に襲われてしまう親御さんは本当に多い。
2ヶ月強かかりましたが、とりあえず大きな申請は終えたのでホッとしています。