ブログ de 姫リンゴ

ひめまの戯言、次女の雄叫び、

一言多い長男、長女、父の日常です。

実習壮行会

2015-09-25 | 自閉症
第二期の実習壮行会を見てきました。
おそらくこれが最後の壮行会となる(はず)なので、見ておこうと思いまして。

学生最後と思うとどんな些細なことも、とても貴重に思えて、見にくる保護者なんて片手くらいしかいないものでも見ておきたいと思う。一応保護者は招待されているので、参加OKなものではあります。

壮行会はずっとクラス司会を務めてきました。クラス司会とはクラスごとに発表するのだが、その司会進行役をやります。
最初と最後に決められた言葉を言えばいいだけです。
今回は壮行会原稿にそのセリフがなかったので、違う子がやるんだなとしか思ってませんでした。次女が毎回やらなくてもいいんじゃない?と思ってたし。
それが日に日にセリフが書き足されていく。最終的には司会進行役のセリフがしっかり書き込まれた原稿になりました。
あ、やるのね。

次女は定型文や単語を形で覚えているので、文書読めると思われてますが、文字は読めません。形で覚えてるものは読めますが、応用が利かないので、「あめ」が読めたとしても「あ」「め」になると読めないのです。そこが繋がらない、不思議だよなあ。

原稿は渡されるが読めないので、それを先生や私が読み、音で覚えさせます。つまり丸暗記。それをそのまま声に出して再生するという録音方式です。
聞いたとおりに発音、発語出来るのでこの方法が本人には一番やりやすい。
今回もその方法でやりましたが、覚えるのは早かった。

発表は次女のクラスから。トップバッター。
本番前にバッタリ会ってしまい、(何しに来やがった…)という顔されましたがいつものことなので気にしない。
それでも緊張はしてないようで、クラス司会も自分の発表も滞りなく終わりました。成功!

全クラスの発表を見ていて気づいた。
今回、実習先が未定という生徒がすごく多い。実習の時期が多少前後することはあっても実習先が決まっている子は未定にはならないので、未定ということは実習先がまだ決まってないということ。企業就労、福祉就労問わず約3分の1が未定。
本人、もしくは保護者が決めかねている、もしくは第一期の評価が良くなくて、実習受け入れ先を探しているかのいずれかだと思います。
それにしてもその人数が多すぎる。
この時期にこれだけの未定は聞いたことがない。
そして懸念された通り、第一期とは違う実習先に行く子もかなり多かった。
それだけ厳しいということなのか?
うーん。

現実が見えてくるこの時期は落ち着きません。
親にできるのは体調管理くらいですが、サポートしていきたいと思います。