今年も早めに夏休みを取って旅行してきました。
去年は屋久島に呼ばれましたが、今年は仙酔島。
マリンスポーツとかしないわりに、海より山が好きなわりに、最近なぜか島づいています。
仙酔島とは、広島県福山市にある無人島です。
対岸にはポニョで最近脚光を浴びた鞆の浦があります。
仙酔島と言えば「人生感が変わる宿・ここから」。
http://www.sensuijima.jp/kokokara/index.html
以前日本語のJ先生から聞いて興味を持っていたのですが、すっかり忘れていたところ、最近になってT先生が「人生感が変わる宿に行きたい」とおっしゃってたので思い出した次第です。
ちょうど夏休みを取る時期ですし、今年は仙酔島と行きましょうか、てな感じで安易に決まりました。
また、本来一人旅をしたかったのですが、先日の入院&手術保険金で思いがけず儲かってしまったので、親孝行を兼ねて母親を連れて行ってあげることに。
仙酔島へは大阪から福山まで新幹線でたったの1時間、そこからバスで鞆の浦まで30分、さらに鞆の浦からの連絡船で5分です。
こんなに近いとは驚きでした。
いつも新幹線は東京方面ばかり使ってるので、ものすごく久しぶりに西日本方面へ向かうものに乗りました。
前回こっち向きの新幹線に乗ったのって、広島の友達の家に遊びに行った時以来でしょうか。
ということは、10年以上経っている
お昼頃に福山に到着し、周囲の状況が良く分からないので、とりあえず駅ビルでランチを。
(相変わらず下調べなしの旅でございます。)
やっぱ魚料理でしょうということで、和食のお店に入り海鮮丼を注文。
んーーー、おいしいと言えばおいしいのですが、下のご飯が透けて見えるほど薄く切られた刺身はいかがなものでしょうか…。
観光旅行にありがちな罠にはまってしまったような気がします。
気を取り直してバス停へ。
道中、衝撃的な事実を発見してしまいました。
広島の人(或いは福山の人か?)は信号無視をしない!
いや、あのね、車なんかめったに通らなそうな駅前の小さな小さな道なんです。
車来てないんだからどう考えても渡るでしょ。
が、赤信号を無視して渡ったのは私と母のみ。
地元のみなさんはきちんと信号が青に変わるのを待っていらっしゃいます。
う~ん、文化の違い?
そういえばベトナムから帰って来た時も、車も来ていない小さな横断歩道を信号無視して渡ったのは私オンリーで、新宿のみなさんはきちんと立ち止まっておられました。。。
(ちなみにベトナムでは車が来ていても渡りますからね。)
さてさて、運転手さんと乗客ののどかな会話などが聞けるバスに乗り、福山駅前から終点の鞆港へ。
仙酔島への連絡船が発着する船着き場は「鞆の浦」と「鞆港」の中間あたりにあるので、どっちで降りてもいいんですが、とりあえず終点まで行ってみようと思い鞆港で降りたのですが、特にな~んにもありませんでした。
船着き場へ到着したらちょうど船が出るところでした。
待ってくれるのかと思いきや、待ってくれません…。
のどかな場所なのですが、なぜか船の出発時間だけはきっちりしていて、逆に仙酔島側から乗る時も、桟橋でスタンバっていて鞆の浦から来た船にすぐ乗り込まないと平気で置いて行かれることが後ほど判明。
市営の船で、おじさんたちも一応公務員だからなんでしょうかねえ。。。
妙なところだけきっちりしています。
連絡船は20分おきに出ますが、船を待つより泳いだ方が早いんじゃないかというぐらい目の前に仙酔島は見えています。
さてさて、いよいよ仙酔島へ上陸。
あちらに見えるのは弁天島です。
あっという間に仙酔島に着きました。
このアーチを抜けると宿があります。
ここを抜けると海岸に出ます。
上の橋は龍神様の橋だそうです。
こんなに階段が多いとは、ちょっと予想外でした。
足腰の弱い人や障害のある人を連れてるかもしれないので、こういう情報は事前に下さい。
やっとたどり着いた。
この宿、そして仙酔島全体で、再生と復活がテーマとなっています。
初めて到着しても「おかえりなさいませ」と迎えられます。
玄関には昔の和ダンスを利用したげた箱。
フロント横には宝船や獅子舞。
ロビーに図書エリア。
この島にはテレビがないので、本を読んでゆっくりと時間を過ごすのがよろしい。
部屋はいたって普通と言えば普通…。(和風小物かわいいけどね。)
写真で見るよりかなり年季の入った部屋です。
部屋からの眺め。
実はここ、以前はニュー錦水国際ホテルとかいう普通のホテルだったのですが、数年前に時代の流れについて行かなければいけないことを自覚し、復活・再生のコンセプトの元にリニューアルしたそうなんです。
それで江戸風呂というお風呂を作って体の中からデトックスを推進したり、仙酔島の自然と海からエネルギーをもらい再生・復活を促したり、そういうことに力をいれてるんですね。
で、しょっぱなからナンですが、建物自体は以前の古びたホテルのままでちょっとがっかり。
(一応、建築法がなんとかかんとか言うことで、建物はそのまま残すことにしたそうですけど、思いっきり古いエレベーターに一抹の不安が。)
あと、部屋のアメニティに「スーパーマイルドシャンプー」はいかがなものか…。
私たちは「再生復活充電コース」なるものを選んでいます。
体にたまった悪いものを出して、良い食事を体に入れて充電するというコンセプトで、野菜中心のヘルシー会席を頂く予定。
だからできればこの宿の中にあるものはすべて自然派のもので揃えてもらいたかった、というのは求め過ぎでしょうか?
まあとりあえず気を取り直して「五色の湯」という足湯にでも入りにいきましょうか。
つづく
去年は屋久島に呼ばれましたが、今年は仙酔島。
マリンスポーツとかしないわりに、海より山が好きなわりに、最近なぜか島づいています。
仙酔島とは、広島県福山市にある無人島です。
対岸にはポニョで最近脚光を浴びた鞆の浦があります。
仙酔島と言えば「人生感が変わる宿・ここから」。
http://www.sensuijima.jp/kokokara/index.html
以前日本語のJ先生から聞いて興味を持っていたのですが、すっかり忘れていたところ、最近になってT先生が「人生感が変わる宿に行きたい」とおっしゃってたので思い出した次第です。
ちょうど夏休みを取る時期ですし、今年は仙酔島と行きましょうか、てな感じで安易に決まりました。
また、本来一人旅をしたかったのですが、先日の入院&手術保険金で思いがけず儲かってしまったので、親孝行を兼ねて母親を連れて行ってあげることに。
仙酔島へは大阪から福山まで新幹線でたったの1時間、そこからバスで鞆の浦まで30分、さらに鞆の浦からの連絡船で5分です。
こんなに近いとは驚きでした。
いつも新幹線は東京方面ばかり使ってるので、ものすごく久しぶりに西日本方面へ向かうものに乗りました。
前回こっち向きの新幹線に乗ったのって、広島の友達の家に遊びに行った時以来でしょうか。
ということは、10年以上経っている
お昼頃に福山に到着し、周囲の状況が良く分からないので、とりあえず駅ビルでランチを。
(相変わらず下調べなしの旅でございます。)
やっぱ魚料理でしょうということで、和食のお店に入り海鮮丼を注文。
んーーー、おいしいと言えばおいしいのですが、下のご飯が透けて見えるほど薄く切られた刺身はいかがなものでしょうか…。
観光旅行にありがちな罠にはまってしまったような気がします。
気を取り直してバス停へ。
道中、衝撃的な事実を発見してしまいました。
広島の人(或いは福山の人か?)は信号無視をしない!
いや、あのね、車なんかめったに通らなそうな駅前の小さな小さな道なんです。
車来てないんだからどう考えても渡るでしょ。
が、赤信号を無視して渡ったのは私と母のみ。
地元のみなさんはきちんと信号が青に変わるのを待っていらっしゃいます。
う~ん、文化の違い?
そういえばベトナムから帰って来た時も、車も来ていない小さな横断歩道を信号無視して渡ったのは私オンリーで、新宿のみなさんはきちんと立ち止まっておられました。。。
(ちなみにベトナムでは車が来ていても渡りますからね。)
さてさて、運転手さんと乗客ののどかな会話などが聞けるバスに乗り、福山駅前から終点の鞆港へ。
仙酔島への連絡船が発着する船着き場は「鞆の浦」と「鞆港」の中間あたりにあるので、どっちで降りてもいいんですが、とりあえず終点まで行ってみようと思い鞆港で降りたのですが、特にな~んにもありませんでした。
船着き場へ到着したらちょうど船が出るところでした。
待ってくれるのかと思いきや、待ってくれません…。
のどかな場所なのですが、なぜか船の出発時間だけはきっちりしていて、逆に仙酔島側から乗る時も、桟橋でスタンバっていて鞆の浦から来た船にすぐ乗り込まないと平気で置いて行かれることが後ほど判明。
市営の船で、おじさんたちも一応公務員だからなんでしょうかねえ。。。
妙なところだけきっちりしています。
連絡船は20分おきに出ますが、船を待つより泳いだ方が早いんじゃないかというぐらい目の前に仙酔島は見えています。
さてさて、いよいよ仙酔島へ上陸。
あちらに見えるのは弁天島です。
あっという間に仙酔島に着きました。
このアーチを抜けると宿があります。
ここを抜けると海岸に出ます。
上の橋は龍神様の橋だそうです。
こんなに階段が多いとは、ちょっと予想外でした。
足腰の弱い人や障害のある人を連れてるかもしれないので、こういう情報は事前に下さい。
やっとたどり着いた。
この宿、そして仙酔島全体で、再生と復活がテーマとなっています。
初めて到着しても「おかえりなさいませ」と迎えられます。
玄関には昔の和ダンスを利用したげた箱。
フロント横には宝船や獅子舞。
ロビーに図書エリア。
この島にはテレビがないので、本を読んでゆっくりと時間を過ごすのがよろしい。
部屋はいたって普通と言えば普通…。(和風小物かわいいけどね。)
写真で見るよりかなり年季の入った部屋です。
部屋からの眺め。
実はここ、以前はニュー錦水国際ホテルとかいう普通のホテルだったのですが、数年前に時代の流れについて行かなければいけないことを自覚し、復活・再生のコンセプトの元にリニューアルしたそうなんです。
それで江戸風呂というお風呂を作って体の中からデトックスを推進したり、仙酔島の自然と海からエネルギーをもらい再生・復活を促したり、そういうことに力をいれてるんですね。
で、しょっぱなからナンですが、建物自体は以前の古びたホテルのままでちょっとがっかり。
(一応、建築法がなんとかかんとか言うことで、建物はそのまま残すことにしたそうですけど、思いっきり古いエレベーターに一抹の不安が。)
あと、部屋のアメニティに「スーパーマイルドシャンプー」はいかがなものか…。
私たちは「再生復活充電コース」なるものを選んでいます。
体にたまった悪いものを出して、良い食事を体に入れて充電するというコンセプトで、野菜中心のヘルシー会席を頂く予定。
だからできればこの宿の中にあるものはすべて自然派のもので揃えてもらいたかった、というのは求め過ぎでしょうか?
まあとりあえず気を取り直して「五色の湯」という足湯にでも入りにいきましょうか。
つづく