メニューを瞬時に他言語に訳す「翻訳メガネ」が30日、アジア最大のIT・エレクトロニクス展「シーテックジャパン(CEATEC JAPAN)2013」で公開された。2020年の東京五輪に訪れる外国人観光客による利用も期待される。
NTTドコモ(NTT DoCoMo)が開発したこの翻訳メガネは、カメラとコンピューターに最新技術を組み合わせた拡張現実(AR)型メガネで、かけると実際に見ている光景とは異なる画像が浮かび上がる。
このメガネが持つ機能の1つは、外国語のテキストの上にメガネをかけた人の第1言語が重なり、表示やメニューを瞬時に理解できるようにすることだ。ドコモの発表によると、文字認識技術が瞬時に言語を翻訳し、外国を旅行しているユーザーがレストランのメニューや書類などを読むことが可能になるという。日本では、観光地以外では外国語のメニューがほとんど置かれていないため、外国人観光客にとって便利なツールになりそうだ。
このメガネが持つもう1つの機能は、専用の指輪をはめることで、さまざまな平らな面をタッチスクリーンに変える機能。指輪が翻訳メガネに位置情報を伝え、メガネをかけている人にしか見えないタグを「タッチ」させる。これでインターネットの検索などが可能となる。
他にも、相手が誰かを見分け、その役職などをスマートフォーンの住所録で調べるための顔認識機能などが搭載されている。
【翻訳編集】AFPBB News
NTTドコモ(NTT DoCoMo)が開発したこの翻訳メガネは、カメラとコンピューターに最新技術を組み合わせた拡張現実(AR)型メガネで、かけると実際に見ている光景とは異なる画像が浮かび上がる。
このメガネが持つ機能の1つは、外国語のテキストの上にメガネをかけた人の第1言語が重なり、表示やメニューを瞬時に理解できるようにすることだ。ドコモの発表によると、文字認識技術が瞬時に言語を翻訳し、外国を旅行しているユーザーがレストランのメニューや書類などを読むことが可能になるという。日本では、観光地以外では外国語のメニューがほとんど置かれていないため、外国人観光客にとって便利なツールになりそうだ。
このメガネが持つもう1つの機能は、専用の指輪をはめることで、さまざまな平らな面をタッチスクリーンに変える機能。指輪が翻訳メガネに位置情報を伝え、メガネをかけている人にしか見えないタグを「タッチ」させる。これでインターネットの検索などが可能となる。
他にも、相手が誰かを見分け、その役職などをスマートフォーンの住所録で調べるための顔認識機能などが搭載されている。
【翻訳編集】AFPBB News