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「日本が世界経済の中心に来た」とアベノミクスを評価 IMF局長

2013年10月30日 07時16分00秒 | 行政
 国際通貨基金(IMF)は29日、「アベノミクスの1年目」をテーマに東京都内でセミナーを開いた。

 講演したアジア太平洋局のアヌープ・シン局長は、大胆な金融緩和と機動的な財政出動、成長戦略という「三本の矢」で、日本の株式市場などに多くの海外資金が流入するなど「日本が世界の経済地図の中心にきた」と、政策を高く評価した。

 安倍首相が、来年4月に消費税率を8%に引き上げることを決めたことについては「財政の機動性確保に向けた第一歩」と歓迎した。ただ、先進国で最悪の水準にある日本の財政状況については「さらなる改革が必要」と改善を求めた。 一方、諸外国に比べ高い水準にある日本の法人実効税率の引き下げについては「成長への寄与度と、その裏にある(税収減という)財政負担も天秤にかけ考える必要がある」と述べた。

特別会計廃止や一般会計化 首相、26年度から実施目指す

 安倍晋三首相は5日、自らが議長を務める政府の行政改革推進会議で、無駄が多いと指摘される特別会計(特会)の廃止や一般会計化を検討し、平成26年度からの実施を目指す考えを表明した。同会議がこの日まとめた改革案に沿って可能なものから法改正を進める。14日に閣議決定する経済財政運営の指針「骨太の方針」にも反映させる。

 首相は「26年度から順次実施できるようスピード感を持って取り組んでもらいたい。行政の無駄の撲滅に不断に取り組んでいくことが重要だ」と強調した。

 改革案は、一般会計からの繰り入れの比重が大きい特会ほど区分経理の必要性が乏しいとして「廃止」を明記した。国が実施主体となる必要がない事業については民間や独立行政法人(独法)に事業を移管したうえで廃止する方針も示した。剰余金は可能な限り一般会計財源で活用することも盛り込んだ。

 会議では独法改革の中間報告も決定。国家公務員より給与水準が高い独法に対し所管大臣が見直しを要請できる仕組みの導入や、収入増や経費節減に努めた独法では職員給与に業績評価を反映させることなども打ち出した。

財務省

特別会計の歳出予算額

特別会計の歳出総額は、平成25年度予算で386.6兆円に達していますが、会計間相互の重複計上額を除いた「純計額」は185.4兆円となっています。

この中には、1国債償還費等84.0兆円、2社会保障給付費(法律に基づく給付そのものを指し、事務費等は含みません)57.8兆円、3地方交付税交付金等20.0兆円、4財政融資資金への繰入れ11.6兆円が含まれています。それらを除いた12.0兆円から、東日本大震災からの復興という特殊な要因である復興経費3.8兆円を除くと、8.2兆円が残ります。
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「生保業界からクレームがあったのでは?」 TBSマツコ新番組、突然の休止に憶測出回る

2013年10月30日 07時05分03秒 | TV番組
マツコ・デラックスさん(41)の新番組が1回放送されただけで中止になったことに、ネット上では、様々な憶測が出回っている。TBSでは、「顔をぼかし過ぎと社内で指摘があった」などと説明している。

「契約をとるための夜のテクニック!?」「2ちゃんねるで分かる生保レディの秘密」。TBS系のバラエティ番組「マツコの日本ボカシ話」は、こんなテーマで2013年10月23日未明に1回目を放送した。

TBS「全編ボカシが局の内規に抵触する恐れ」

番組は、金融や医療、不動産などの業界ゲストにマツコさんが接触して、テレビでは話しにくい裏話を顔にボカシを入れて話してもらうというものだ。2回目は、30日未明に銀行員をゲストにして、「外回りで見た! 老人の金欲・性欲・孤独死」などのテーマで放送する予定になっていた。それが29日になって、TBSが番組ホームページで突然休止を発表したことが分かった。

その理由として、TBSでは、「全編ボカシという表現・演出方法には、局の内規に抵触するおそれがある問題点が露見した」としている。いったん放送を休止した後は、表現・演出方法の再検討を行うというのだ。

ところが、ネット上では、これは建前であって、本当のところは違うのではないかとの指摘が相次いでいる。

その1つとして、番組の初回で生保レディーの枕営業まで取り上げたため、テレビに多くのCMを出し、いくつもの番組スポンサーになっている生保業界からCMを止めるといったようなクレームが寄せられたのではないかという声が多い。また、信ぴょう性に欠ける匿名情報のため、フジテレビ系「ほこ×たて」で発覚したヤラセに近いようなことが見つかったのでは、というものもあった。

確かに、番組内容は、かなり生々しい生保レディーらの告白になっていた。

生保レディーら生々しい枕営業を暴露

まず、元生保レディーの女性(37)が、営業に回ったスーツ店経営者男性からご飯に誘われ、終電後に行ったビジネスホテルでいきなり迫られた話を切り出した。マツコ・デラックスさんが「で、ヤッたんですか?」と聞くと、女性は、いったんは拒否したものの、結局そういう形になったと明かした。翌日には、男性は女性の会社の保険に切り替え、1年ぐらい付き合うことになったとした。

また、23年も生保レディーを続けている同じ会社の女性(46)は、支部長と食事に行って、「ぜひ一度ヤラせてくれないか」と誘われたことがあると語った。会社は、生保レディーに仕事を頑張らせるため、支部長にはイケメンを派遣しているとも明かし、マツコさんは「そんなホストみたいなことやっているの?」と驚いていた。

さらに、2人は、「保険業界2ちゃんねる」のサイトで実名に近い生保レディーの枕営業話が出てくること、会社にはその書き込みを削除するチームがあることを明かした。番組では、そのスレッドの書き込みまで映して紹介していた。

ただ、番組の最後には、「広い生保業界のほんのごく一部のボカシ話です」という断り書きも付けられていた。

「クレームがあったか答える材料がない」

ネット上では、枕営業話が出てくる2ちゃんのスレッドが特定され、このスレでも、番組に取り上げられたことが話題になっていた。スレでは、より詳しく話が書き込まれているため、番組に出演した2人の会社を特定する動きが出る事態にもなっている。

番組について、生保業界からクレームが来ているということはあるのだろうか。

TBSの広報部では、取材に対し、珍しく口頭で説明した。番組を休止したのは、あくまでも全編ボカシが局の内規に抵触するからだとし、「ほかの原因があるわけではありません」とした。ただ、クレームがあったかについては、「お答えする材料はないです」とだけ答えた。

また、ヤラセがあったことは否定し、「ほこ×たてとは局も違いますし、番組の性質も違うので、まったく関係はありません」と言っている。

局の内規については、ほかに手段がなくて、必要不可欠なときだけボカシなどの手法を使うことが報道番組では決まっているとし、マツコさんの番組でも、報道ではないものの、内規を適用すべきでないかとの声が社内からあったと説明した。ただ、なぜ全編ボカシがいけないかなどについては、「お答えする材料はないです」と言うのみだった。
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