人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

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みんな 肉体身のままで霊人になってゆく

2019-03-02 09:57:29 | スピリチュアル
      107 本心がひらく時
何がむずかしいといって、自分を殺すことほど
むずかしいことはありません。
あんまりやると禁欲主義になっちゃって、
これをしてはいけない、あれをしてはいけない
とおもうだけで病気になっちゃう。

私が説いておりますのは、自分を殺すという
ことではなく、自分をありのままに認め、愛する
ということなのです。
今までの宗教者は、とかく禁止することで、
心の向上を目ざした人が多いのですが(いわゆる
聖賢たちは禁止を一切しておりません)、
それでは、生命がしなびてしまいます。
しなびたいのちからは、何もいいものは
出て参りません。

自分が活きなければ、人を活かすことも
出来ないのです。
放任ではないんですよ。

放任ではなくて、ありのままのいろいろな自分の
姿がでてきた時に、それをとらえ、パッと光に
むかってそれを放す、世界平和の祈りのなかで、
神様に全部返してしまって、あたらしい衣を着る、
あたらしいいのちをいただくということなのです。

考えようによっては、いたずらな禁止よりも、
私の方が、もっと厳しいともいえるのですが、
しかし、神様の愛というものは、さまざまな
人間の心をろ過して、その奥の神体、光体
としての人間のいのちを抱いて下さって
いるのであります。
今、この肉体身のままで、人間の本体を
抱いて下さっているのです。
特別な修行をしなくても、みんなこのままで
霊人になってゆく。

今は、その本心がひらかれてゆく、まさに
その時なのであります。