緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

日南市梅ヶ浜の風景

2012年11月05日 18時01分14秒 | twitter
11月05日(月) 



MAP:宮崎県日南市梅ケ浜2丁目2-1油津中学校

 秋は収穫の季節、日南市から帰宅してみますと、柿の古木が今年も鈴なりウニ実を付けており、野鳥の朝食となるテッペン部分三〇個ほど残して、きれいに収穫されています。.愚妻が近所の知り合いに頼んだのが、留守中の作業になり、収穫された柿の実が庭の片隅に袋に詰められて置いてあります。二百個は優にあるでしょうか。今年は台風来襲も無かったせいもあり、柿に柑橘類と、店頭に鈴なりに陳列されています。とりあえず友人知人宅に配りましょうと、出掛けました。出掛けた先でお返しの品を頂く羽目になり、焼酎二本、ブランデーとワインをミックスした味のする洋酒まで頂きました。

 その上にミカン一箱まで頂いて、さい先が良いのか、昨日、日向灘の日の出をカメラに納めたのが幸いしたのか、豊かな収穫の季節を実感しました。季節のもの、もしくは心こもったものを頂く、あるいはプレゼントする事は、率直に気持ちが通じ合うもので、やり取りする当人同士、すっかり嬉しい気分になります。永年、呑兵衛を続けていますので、筆者が喜ぶものと言えば、御酒と相場が決まったようでして、これも何かの評価でもあります。とにかく、仕事日は気分を変えて仕事に邁進する、それしか能が無いようであります。

 休日に海を眺めに出向く事は気分転換にはもってこいでもあります。日南市の海岸を散歩しますと、油津中学校近辺ですが、海岸から少し離れた海に、手の届くような距離でもありますが、様々な岩礁があり、夕日に映えるサマは何とも申し分の無い景色です。ここでもテクテクと歩いて、約一時間の散歩コース、中間点は油津港の入口。油津港は日向市細島港と同じく、日向灘に面した港では良港に部類します。外海に面した東側に優に五〇米を超える岩壁があり、港を台風や津波から守った形状になっております。かって、南那珂郡と言われた地域、航海の補給地点としても、歴史上にその役割を果たしてきたと思います。沖合を眺めますと、船影を見ない日はありません。日向灘とは南方海域と神戸・名古屋・横浜と日本の主要港を結ぶ海路でもあります。

 宮崎県中部に存在します西都原古墳文化が史上から消え去ったのはいつの頃か?六世紀迄には数々の大型古墳が出現しております。古墳時代港湾の役目を果たしていた小丸川、古墳文化が姿を消した一つに、地震津波等で浅瀬の河川となり、当時の大型船の航行が不能になったと、仮説も立てられると思ったりします。港湾と海路を持たない古代都市とは消滅の運命にあった。今もなお、油津港が現役であるのは天然の良港ゆえ。現状で後背地の広がりが妨げられているのが、長所なのか短所なのか、一概に決めつけるほど筆者には才能もなしです。何となく外港がもたらす異文化の香り、どこかに見出そうとしますが、大型客船の寄港時にはそんな雰囲気が出現するかもしれません。












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