緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

海難事故

2008年02月19日 15時45分50秒 | 健康
2月19日(火)



朝からテレビはイージス艦あたご(7700トン)とマグロはえ縄漁船清徳丸(7.3トン)の衝突事故を報じています。場所は房総半島沖と言いますから船舶交通量の多い海域で漁船乗組員二人の行方不明を伝えています。大小の船舶が通過する海域、そこで漁をする漁船の群れ事故と背中合わせの海域と言っても過言ではありません。



衝突原因は何か?これから調査が始まるでしょうが一瞬感じましたことは自衛艦の操船ミスもしくは見張り不足。イージス艦と言えども操船は人間がすること、大海原の中にありては油断は禁物、航行する大型船舶には漁に夢中になっている航路上の漁船が相手では細心の注意が肝心。その辺の感覚が自衛艦という組織の中でどれだけ研ぎ澄まされているかです。海を職場とする業務には突発事故はつきものと考えたが無難です。



地方都市の車社会の中にありて恵まれていると感じるときがあります。それは住民の皆さんがルールを守ることを大切にされているときです。ルールを越えた突発事故が起こるそれが海の世界。ふり返ってみますとそんな場面がひとつ二つあったやに記憶します。自然は怖いもの、その度合いを知り得るには永年の経験が必要です。さらに度合いを超えるものがある日突然に襲ってくる。そんな経験は滅多に無いけど、生きておれば貴重な天からのプレゼントです。



中央と現場、組織の中で活躍を望むならば若い時期に両方を体験してその違いを認識すべきです。防衛省、今回の衝突事故を介してさまざまな矛盾を抱えた姿が現れてきそうです。組織とは絶えず腐っていくもの、との視点で捉えますと理解が早いのかもしれません。あらゆる組織が誕生と滅亡を繰り返しているのかもしれません。とりとめのない話になってしまいました。冬の海、海水の冷たさがテレビの画面から伝わってきます。


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