緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

夜のにぎわい看板の華やかさ

2009年01月03日 20時42分33秒 | 健康
1月3日(土) 

午后の那覇空港は県外へ向かう人の波、天気も晴れてきて年末二九日に来県して以来の青空。晴れると南国の空に雲の白さが目立ちます。正月休暇を沖縄県那覇市で過ごすようになって今年が四回目、五拍六日、六拍七日の旅は瞬く間に時間が通り過ぎて行き、まるで浦島太郎になった気分で帰路につきます。




同じホテルに宿泊してほぼ同じ日程で正月休暇の沖縄見物を四回もくり返しますと、見えて来ないでよいものも見えてくるようになり、その分を歳を重ねてしまったと気持が落ち込んだりしますが、まあそれはそれと愚妻と旅の街を歩き回ります。そうしますと不思議と目に入る光景が新鮮に見えてくるから旅人とは時の流れと伴にある透明人間なのかもしれません。




首里城の正月儀式朝拝御規式(ちょうはいおきしき)を堪能して夕食後に観光客でにぎわう国際通りを散歩しますと不夜城をさまよい歩く人の波に紛れ込んでしまい、通り沿いの店は大半が観光客目当ての派手な陳列をしています。それが微妙なバランスで街ににぎわいを添えており沖縄人のたくましさを感じる一瞬でもあります。




甍が並ぶ都城とは国王がおりその後に臣下が並び、世に平安が定まり下々はようやく安心して暮らしていける。首里城の正月儀式朝拝御規式の延長線上にいる気分になり、街のにぎわいを店の看板や商品展示で表現してみようと酔眼でピントはずれの写真を撮影しまと、レンズを通して見えるものは沖縄人のたくましさです。




今は沖縄県と称して日本の一県になっていますが、なるほどここはかって海邦琉球王国いわれた島国、空に旅客機が飛び交い、海には北へ向かう国内旅客船、人々の行き交う中継地点、正月渡来客には台湾や福建省や香港の人々も隣県を旅する気分で正月休暇を楽しんでいます。海邦都市とは元来そのような性格を持つもの。




三越デパートでは店頭で韓国舞踊団の華やかな舞人が農村舞踊を披露しており、地元デパートでは中国物産展と横浜中華街の食品販売を正月イベントとしてにぎやかに客を呼び込んでいます。まあ、そんなこんなで瞬く間に通り過ぎて行きました五拍六日の沖縄休暇、老い先短いこれからの人生を元気づけてくれる新年の始まりでもあす。




無理はせずとも日々を楽しみとして、たくましく生きること、病が押し寄せて来れば、それも連れ添って行く意外になしか。夫婦して大いに気分の晴れた正月休暇です。連れ添いのご婦人二人は早めの帰路につきました。楽しかったでしょうか、どんな話が続きますかそれも楽しみです。不景気の風をはやし立ててもせんないこと。戦争のない国に不景気などあるはずがありません。今年も仕事に励みましょう。


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