緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

トゥモア君宅訪問

2008年08月11日 09時18分14秒 | 外国
8月11日(月)

ラオス旅行最終行事はトゥモア君宅を訪問することです。十日午後六時半に弟さん運転する九名乗りバンでホテルまで迎えに来て貰います。雨期の八月は未舗装の道路はどろんこ道と化しています。国道は二車線で舗装されていますが一歩街中に入りますと未舗装の道路が続き昭和二三年頃の光景を思い起こします。六〇年前の日本の道路状況と同じです。


XiengKhounag Province Pek City Phonsavanh POBOX 520/A Mr. Nhialue Moua


自宅はホテルより十分ほどの距離でしょうか、県庁に近い住宅街、ペック市とポーサワン市は隣り合わせなのかその辺の行政区域はよく判明しませんが近くには母校の高校や軍の施設などあり比較的に恵まれた環境でしょう。入り込んだ道はここもどろんこ状態です。垣根は竹が使われています。弟さんの大型ダンプカーが入口においてあります。



さて出迎えた家族は大勢です。トゥモア君はモン族に属しておりモン族は一夫多妻制度を認めており、父上は二妻を抱えており第一婦人に子供七名、第二婦人に子供六名、皆男の子と言う事です。父上の年齢が五五歳、長男は銀行員、大学生、高校生と続いています。



祖母ちゃんもおられて嫁女衆も何人かおられて賑やかな家族構成です。一通りアイサツを終えて食卓を囲みます。まず出てくるのはご飯、タイ米です。それにスープや炒め物が続きます。草魚と思われる魚のフライも出てきます。皿にご飯をとりそれに副食やスープをかけて皿の中でかき混ぜて大きなスプーンを使って食します。


Mr.Nhia Lue Moua P.O.Box520/A Phonsavanh Xieng Khouang LAOS phone061-211-427

家族の皆さん、穏やかな性格、ラオス人が全般に穏やかな表情の中にあります。米食文化は人々を落ち着かせる何かがあるのでしょうか。度数四〇度の米焼酎で乾杯が続きます。二五度の芋焼酎が軽い味に感じられます。父親の歓迎ぶりがにぎやかです。トゥモア君の通訳で話が続きます。細やかな心情を表現する場面もあります。



親としては外国に留学させた三男が無事に休暇で帰国して、それに日本人二人まで連れてきたのですから親の安堵感はいかばかりかと思います。同じアジア人として穏やかな表情と行動はなるほど稲作と伴に有るのかと教えて貰った気分です。父上は農業が職業とありますが、それ以上の検索はしません。地主階級なのか、自宅に農機具は見あたりません。

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