ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

洗われたアカ君

2009年03月19日 14時14分43秒 | Weblog
非正規飼い猫ながら急速に、家猫たちに溶け込みつつあるアカ君だ。最近はボッチーズ(ぼっち君とタケ)と一緒になって遊んでいる。我が家では三匹をまとめて、トリオ・ザ・ボッチーズと呼んでいる。

しかし夜になると出ていって朝方帰ってくるという行動パターンは変わらない。どこにいるのかわからないが、朝はかならず腹ぺこになってベランダで待ち構えていて、開けてやるとギャーギャーわめきながら入ってくる。

それが今朝は泥まみれになっていたのでビックリした。どこかでケンカをしてきたものだろうが、嫁さんは「開ける、閉めて、おさえて」と言う。「私がベランダを開けてアカをつかまえるから、あんたはベランダを閉めて、アカを洗っている間暴れないようにおさえていて」という意味である。これくらいはわからないと、猫好きの女房の亭主は務まらない。

洗面所のシンクで温水を出して洗い始めて気がついた。この子は体が濡れるのをいやがらない。嫁さんも「やっぱり飼われてたね、この子。大事にされてたんだわ」と言っている。そういえば我が家の庭園(えっへん)に姿を見せたころはずいぶん毛並みも良くて、きれいな色をしていた。

それにしても、そんなに大事に飼っていた猫をなぜ捨てなければならなかったのだろう。よほどの事情があったものと思うが、こういうときに一生に五分でいいから猫がしゃべれるといいなぁ。

「いやそれがさ、母さんにオトコできちゃってさ。こいつが猫嫌いなの」とか、「どうもこうも、いつものドライブだと思ってクルマに乗ってたら、この近所に来ていきなり窓から放り出されてさぁ」とか。それから我が家の一員になるまでの人生、いやニャン生を聞いてみたいものだ。

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