ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

ZARDビジネス

2007年05月31日 10時25分16秒 | Weblog
 まぁ…おまけみたいなものだが。^^;

 海外にもという話も聞くが、国内のブログに限ってみてもここ数日はZARDの話題がずいぶん多い。

 衝撃的な事故死の報道後なので当たり前と言えば当たり前だが、面白いと同時に彼女らしいと思ったのは、「特別ファンだったわけではありませんが」と前置きしながらその死を悼む内容が多いことだ。それだけ影響力の裾野が広かったということだろう。

 レコード店ではさっそく追悼コーナーを設けているところも多く、CDは品切れが心配されているそうだ。数少ない写真集(その中にはモデル時代の古いものもあるようだ)が高値で取引されてもいるらしい。

 こうなると所属事務所はもちろん放っておかないだろう。究極のベスト盤CDは当然出るだろうし、闘病中に書きためていた詞があるようなので、数少ない写真とともに出版物にまとめたりもするだろう。こうしたものの利益がつぎのタレントやアーチストの発掘育成に役立つなら、彼女も本望だろうと思う。彼女自身がそうした資金のバックアップを受けて成功への道を歩んだのだろうから。

 存命中のビジネスを一番目と数えるなら、亡くなったあとのこうしたビジネスは二番目のビジネスということになろうか。所属事務所は恥ずかしがらずに(恥ずかしがるとは思わないが)、故人の意志に反しない限りどんどんやったらよろしい。

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 もっとも、今年はアルバムの発表と同時にコンサートツアーも計画され、彼女自身もファンの前にもっと出て行きたいという希望を漏らしていたとも聞くので、こういう形で露出が増えたのはなんとも皮肉なことだ。
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 さて、それも落ち着いたら今度は三番目のビジネスというのも考えられるだろう。書きためていた詞に曲を付け、オーディションで選出した歌手に歌わせる…というのはやり過ぎで、ファンの反感を買う。ヤマハにVocaloidという技術があるが、ああいうものを使って「本人」に歌わせるのがいいかもしれない。

 しかしいくら本人の生前の声をサンプリングしたからといってZARDを名乗らせるのはいかがなものか。ここはひとつ、三番目なので少々薄めて、「ザード」ではなく「サード」くらいで。

 お後がよろしいようで。

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