ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

SoftBankを嫌いになった理由

2012年09月15日 07時59分23秒 | Weblog
キャリアのトップ(社長)がだよ、「こんなにエリア問題で不満を持たれているとは、Twitterをやるようになって直接ユーザの声をぶつけられるまで気が付かなかった」と言えば大問題だよね。孫さんはオーナーだからクビは飛ばないけど、あり得ない発言でしょ。自分とこのネットワークの不備やら不感地帯問題を本当に知らなかったとしたらキャリアの社長としてどうなんだという話だし、知ってて知らんフリをしていたなら嘘をついてごまかしているわけだから、まことに不誠実な話。

到達距離が長く建物の中にも届きやすい低い周波数帯(いま盛んに宣伝しているプラチナバンドというヤツ)の割り当てがもらえないとか、既存のネットワークの整備に時間がかかるとか、そんなのボーダフォンを買収するときにわかっていた話だもの。キャリアの社長がそんな言い訳をするというのも不見識だと思ったね。

しかしその後すぐにエリア問題改善の号令をかけて動き始めたので、まぁやる気があるなら見守ってやろうじゃないかという気になっていたのね。そのころは愛用するiPhoneはSoftBankしか扱っていなかったので、よそに移りようもなかったし。それに同姓同名の社長は上に書いたように不見識きわまりない不届き者だが、事業家としての孫さんは尊敬していたからね。この切り分けはいまでも変わらない。

いまは自宅を引っ越しして違うところにいるんだけど、その当時住んでいたところにあったスーパーが、中に入ると完全に圏外になるほど状況が悪かったの。Webで不感地点を知らせるシステムが用意されていたのでさっそく登録したけど、まったく改善される様子がない。ステータスがいつまで経っても受付状態のままで変化無し。いったいどうなっているのかと文句を付けたら、担当者がコロコロと変わってその都度最初から説明しなきゃならん。まったく埒があかないので、かなりきついことを言って話を打ち切ったのね。

そしたら数日してむこうから電話が来たの。そのとき、この件に関しては「特別に」調査すると言ったので、こちらもそれ以上なにも言うことはなく話が終わったんだ。ところがそれからずいぶん時間が経つのに何の連絡もない。くだんのスーパーの中は結局その店舗が2年後に別の場所に移転するまで不感地帯のまま。こちらから見れば対策はもちろんだけど報告も連絡もないんだから調査をしていないと考えるしかない。

むこうからわざわざ電話をかけてきてだよ、「特別に」調査すると言ったのになにもしない。もちろん改善もしない。こんな不誠実な話があるもんか。それですっかり頭に来た。この怒りに濃い味付けをした(?)のが嫁さんに買ってやったiPhone4Sなんだ。アタシもいずれauに移ろうと思っていたけど、事情があって嫁さんの方が先になった。アタシのSoftBankのiPhone4と嫁さんのauのiPhone4Sを外(つまりWi-Fiじゃなくて3G回線)で使ってみて、そのあまりのスピードの違いに唖然とした。端末の処理速度ではなくネットワークにリクエストを投げてから応答が返ってくるまでの時間が段違いなんだ。こちらも素人ではないので、その違いくらいは見分けられる。

こんなにひどいネットワークで使わされていたのかと、新たに怒りに火が付いた。これを改善しないでやたら基地局の「数」だけを宣伝し、単なる理論値に過ぎない基地局と端末間のダウンロード速度を誇ってごまかしていたのかと思うと、もうこんな会社の言うことなんて信じないぞという気になった。

以上、「社長の問題発言」「不感地帯への対応のいい加減さ」「宣伝でごまかしてネットワーク全体の改善を怠っている」という3点セット(?)で、アタシはSoftBankモバイルという会社が大嫌いになったんだ。

こんなこといまさら書く気はなかったんだけど、別のところでSBM対auのiPhone5戦争(LTE戦争と呼ぶべきかな)のことを書いたら「ブログにまとめろ」と言われ、それならこれを書いておかないと意味の通じないところがあるので、先にこれを書いたという次第。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿