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徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

背高泡立草にまつわるエトセトラ 後編

2005年11月08日 | その他の記事
背高泡立草エトセトラ,後編です。

『ケンタッキー州花』
マイナスの印象が多いセイタカアワダチソウも故郷に帰れば,州花(州の花)に選ばれるぐらいポピュラーな花。確かに鮮やかな黄色の花が,咲き乱れる様子は,黄色いお花畑に見えなくもない。日本への導入の切っ掛けも鑑賞用に持ち込まれたという説が有力なようです。

『背高泡立草棒』
ちなみに私の印象は“懐かしい悪友”って感じだったりします。子供の頃の遊び場所がもっぱら住宅地内の残る空き地だった自分にとっては,最も身近な植物の一つでした。冬,細く長い棒状になったセイタカアワダチソウの茎は絶好の遊び道具,小学校からの下校時には必ず背高泡立草棒を片手に,悪戯をしながら帰っていたことを思い出します(^^;

『外来生物法』
この法律については,ブラックバスに関連した話題の中で,一度触れたことありますが。北米原産,圧倒的な繁殖能力とくれば,当然,上記の法律の対象となります。ただ,ブラックバスなどが指定された特定外来生物ではなく,要注意生物(分類からいうと,被害に係る一定の知見があり,引き続き指定の適否について検討する外来生物)平たく言うと規制対象外だけど,気をつけて下さい…という生物。理由は,現在では輸入,流通,販売は行われておらず,規制による効果は小さく,既に広範囲に蔓延しているため指定の緊急性は低いから…。何とも消極的な理由です。外来生物は,単純に生態的なインパクトの大きさだけでは割り切れない部分があることを,端的に
示した例なのかも知れません。

おそらく彼らが日本の四季から消えて無くなることはありません。だとすれば上手に付き合っていきたいものです。例えば,

「背高泡立草栄う」

とか(^^)
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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棒!! (TORU)
2005-11-10 02:12:06
棒!小生も毎日のようにぶん回して、刀がわりだったり、鞭がわりだったりといろいろと遊びました。中のパフの部分を穿り出して遊ぶのも好きでした。私にとって「MASAMUNE」と言っていいほどの存在です!!
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原風景 (hideharu)
2005-11-13 15:37:49
そうなんですよねぇ~。背高泡立草棒を振り回し,ブルーギル釣りに明け暮れ,セイヨウタンポポの綿毛で遊んだことが,子供の頃の原風景になっている世代が沢山いるんですよね…。ムシキングが原風景なんて世代も増えてくるかも知れません。
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