徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

なずな七草,せりかちかち

2006年01月07日 | こよみ・四季・歳時記
昨年の秋に,秋の七草のことを随分書いたので,春も…。

秋は観て楽しみますが,春は当然食べて楽しみます。七草粥は,本来6日の夜に食べるもののようなのですが,一日遅れで食しました。「せりなづな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」という歌は有名ですが。母は「なずな七草,せりかちかち。唐土の鳥が日本の土地に,まだ飛び渡らぬ先に,なずな七草,せりかちかち。」という歌を歌いながら七草を刻んでいました。子供ながらに印象的だったようで,今でも節をつけて歌えます(^^)本来なら自分で畦道とかを歩き,探してきて食べたかったのですが,さすがにそこまで難しく…,近くのスーパーで売っているものを買ってきました。スーパーで買ってくれば分かるのですが,食す場合には,七草内でかなりの重み付けがあるようで,スーパーで売っていた七草セットの内訳を見てみると,中身の大部分は占めるのは,はこべら,見た感じ8割ははこべら(はこべ)。すずな,すずしろ,せりは普段からよく食べているものですの問題はありません。残ったのは,なずな,ごぎょう,ほとけのざ。この3つは,七草セット内では申し訳程度に入っているのみ。恐らくちょっと難ありの3組なのだと思います。個人的には,ごぎょう(ははこぐさ)が一番・・・だった気がします。恐らくですが,この重み付けを間違えて,七草粥を作ると,完食が困難なお粥が出来てしまうのだと思います。

本年の皆様の無病息災を願います。
コメント (3)
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