ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ブッポウソウ キジ/岡山県

2022-10-16 | 中国地方
入れ替わる様に給餌するブッポウソウ♂♀ 2022年7月31日

7月31日(続き)、気温の上がらぬ早朝に撮影。丁度入れ替わる様に♂♀が同じ視野内に入って来ました。偶然とは言え、やった!という感じです。やって来たのが♂、飛び出しているのが♀で、♂はアブラゼミをくわえています。
餌を運んできました。
合歓木で揃って給餌前の待機。
くわえているのはカタツムリの様です。巣立ち後に巣箱掃除をすると中身の無いカタツムリの殻がよく出て来るのですが、やはり餌として運んで来ているのでしょう。ただ、巣箱に残った殻は壊れてないのが大半で、丸呑みして中身だけ消化しているのか食べずに放置しているでしょうかね?先日の掃除では一つの巣箱で10個出て来たこともありました。

8月2日、くわえているのはニイニイゼミの様です。
暑いのかよく口を開けています。

8月6日、給餌回数が減ったなと思っていると、ヒナが顔を出す様になりました。

8月7日、巣立ちを促しているのでしょう、近くにいるのですが、巣箱に来なくなりました。待っていると前の田んぼにキジ♂がやって来て‥‥
イネの実を頂戴しています。おいおい、有害鳥獣になっちゃうぞ!とツッコミを入れながら暫し観察。しかし、短い間でしたので、困ったほどでは無い様。
ヒナが辛抱出来ず、顔を出しますが、親の給餌は無し。
この日か翌日に無事巣立った様です。来季はもっと早い時期から始めるでしょうから満開の合歓木バックが期待出来そうで、楽しみです。

【速報】10月13日、ジョウビタキ初認です。ふと庭を見ると柿の木にひっそりと止まっていました。翌日にはヒッヒッと鳴いており、この冬の縄張りにしてくれるものと期待しています。


次回は8月9日に出掛けた八東ふる里の森のミゾゴイの子育ての様子を2回に渡ってアップする予定です。定員10名に限定されて子育てに影響無い様配慮されての撮影です。ご覧いただき有り難う御座います。


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4 コメント

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Unknown (松本匡淳)
2022-10-16 21:12:55
ブッポーソウなんて珍しい鳥撮影できたのですね。
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ブッポウソウ (森の下のヒデびたき)
2022-10-17 08:05:30
松本さんコメント有り難う御座います。岡山県では30年以上前からブッポウソウ用巣箱の設置が行われて、現在およそ700基がありその6〜7割が利用されていますので、1,000羽以上のブッポウソウがいることになります。日本にやってくるブッポウソウの約3分の1は岡山にいることになり、広島県でも同様なので2県で日本の3分2のブッポウソウがいることになります。
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ブッポウソウ (チョウキチ)
2022-10-17 11:46:15
綺麗な鳥ですね。保護は巣箱の提供だけですか。餌場の整備などはどのようになっているのですか。
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ブッポウソウ (森の下のヒデびたき)
2022-10-17 17:05:14
チョウキチさん、コメント有り難う御座います。保護活動については、巣箱の設置と掃除のみです。餌は全て自然の物です。従って、餌(甲虫、セミ、トンボなど)の豊富な環境を選んでの設置が重要です。谷戸と言われる森に囲まれた水田の電信柱への設置が繁殖の成功率が高いです。
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