ヒデマル的日常生活

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サスセッティング考(リア・オーリンズ編)

2006年03月28日 | インプレッション
 リアサスのオーリンズリプレイスは驚くべき効果を見せ、まるで別のバイクのようにコントロール性や安定性が向上したのだが、一夜明けて冷静に考えると、峠を早めのペースで走っている分には問題ないが、ツーリングペースで流すと、やっぱり硬くて荒れた路面で暴れるし、疲労も多いように感じる。理想としては、操縦性はそのままに、もう少ししなやかな脚にしたい。

 それに明らかに、フロントとリアで路面追従性に差がある。リアがスッと動いているのに、フロントはドタバタしているのだ。FZS用のオーリンズ製フロント正立サスは発売されてないが、シングルレートのスプリングはあるので、それに交換したほうが、前後のマッチングは良いだろう。それは最後の手段として、現状の組合せで解決方法を考えてみる。

 現状は、以下の通り。
フロント
 プリロード:上から3本目(STD-1)
 コンプ  :最強から5クリック戻し(STD+1)
 リバウンド:最強から5クリック戻し(STD+2)
リア(オーリンズ)
 プリロード:最弱から2回転
 コンプ  :最強から16クリック戻し(STD-1)
 リバウンド:最強から14クリック戻し(STD)

 リアをもう少し動かしたいから、コンプ、リバウンド共に1~2クリック弱める。すると動的な高さはリアが低くなるので、キャスターが寝て、多分倒しこみは重くなると思う。これでテストして気に入らないなら、フロントのプリロードか、リアのプリロードで調整する。フロントのコンプは、ブレーキとバランス取れているので、変えたくない。フロントのバタつきを抑えるために、リバウンドを1クリック強める。

 てな訳で、予想としては
パターン①
フロント
 プリロード:上から4本目(STD-2)
 コンプ  :最強から5クリック戻し(STD+1)
 リバウンド:最強から6クリック戻し(STD+3)
リア(オーリンズ)
 プリロード:最弱から2回転
 コンプ  :最強から17~18クリック戻し(STD-2~3)
 リバウンド:最強から15~16クリック戻し(STD-1~2)

パターン②
フロント
 プリロード:上から3本目(STD-1)
 コンプ  :最強から5クリック戻し(STD+1)
 リバウンド:最強から6クリック戻し(STD+3)
リア(オーリンズ)
 プリロード:最弱から3回転
 コンプ  :最強から17~18クリック戻し(STD-2~3)
 リバウンド:最強から15~16クリック戻し(STD-1~2)

あたりか? 後は実際に峠を走って確かめて、良さそうな値を探ってみる。セッティングの良い時は曲がり易さ、乗り心地だけでなく、何時ものコースが短く感じたりする。例によって定峰、行ってみようか?


オーリンズ/リアサスペンション
オーリンズ/リアサスペンション FZS1000

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