高速道路料金、ETC助成金など

　3月20日から土日祝のアクアライン、本四連絡橋の料金1,000円が始まったが、利用者は2～3割増えたようだ。お陰で千葉や四国では、観光客で賑わったようだ。

　海ホタルはやっぱり混んだようで、これが全国的に距離無制限で料金1,000円になったら、色々なところで渋滞の発生が懸念される。

　メリットは、
・車の利用が増える。
・ガソリンの使用量も増える。
・観光収入が増える。

　デメリットは、
・渋滞が増える。
・二酸化炭素の排出量が増える。
・割引はETC装着車のみが対象。

　景気には刺激を与えるが、環境には悪い、痛し痒しの結果になりかねない。

　ETCの助成金も問題で、そもそも期間が短く、対象台数も少なく、販売店の在庫は既になくなっているし、そのため国交省は4月以降も助成を続ける発表をしてる。

　こうした混乱の中で高速料金1,000円が始まると、どういうことになるだろう？　危険なのはゴールデン・ウィークだ。普段より人出が多く、しかも高速を利用する割合が多いとなると、大矢PA、小仏トンネルなど、渋滞の名所では、どれくらいの渋滞を引き起こすのであろうか？　

　バイクでも車でも、大都市近郊は高速を避けたルートを検討するのが、ベターな選択のようだ。