![]() テニスラケット ウィルソン WILSON ロジャー・フェデラー使用モデル“2012年NEWモデル”テニス... |
去年のフェデラーモデル、ウィルソン six.one BLX 90 の中古を入手して、修行用ラケットとして使用し始めたが、その最新モデル、PRO STAFF six.one 90 を幸運にも安価に入手出来た。
同じテニススクールにラケットマニアと言うか、新製品は手に入れて真っ先に使って見る人が居て、PRO STAFF six.one 90 も早々に入手したそうだ。が、1時間使って自分に合わないと、手放す決断をしたそうだ。
その人はストローク好きで、バボラのアエロドライブなど、300g ・100インチくらいのラケットを好んでいたから、340g・90インチの PRO STAFF six.one 90 は勝手が違うので、同じようには行かないだろう。
スポットは狭いし、重さがあるので、インパクトには気を使うし、小手先で操り辛いので正確な操作を要求される。
それを分かってラケットに合わせれば良いのだが、そうでなければ使い辛いとしか、思えないだろう。
で、私のところに殆ど使われないまま、渡って来たのだった。
このラケットのガットはフェデラー同様、縦ナチュラル、横ポリ=アルパワーラフのハイブリッドで、張力は48ポンドと、非常に奢ったものだ。
私の持ってる six.one BLX 90 は52 で張ってしまったので、柔らかく感じるし、フィーリングも優しい。
またガットのテンションを差引いても、フレーム自体が柔らかくなった感じがする。なので、直ぐに気に入って、その日のレッスンはずっと新モデルを使い続けた。
多少の使い勝手向上とは言え、このラケットの本質は変わらず、狭いスポットに重いフレームなので、私のレベルでは正確な操作を要求されることは同様だ。
それでもレッスン内の試合で、徐々にサービスも入るようになったし、問題のボレーもキレイに決まることもあった。
やっぱり私のレベルでは、このラケットは競技用ではなく、修行用だ。
ちょっと気になって去年のウィンブルドン、フェデラー対ツォンガの試合を見てみると、フェデラーは正確に操作しているが、ピンチの時などヒジから先で結構アクションを加えている。
まるで軽いラケットのように・・・。
ま、トッププロと自分を比べるのもナンセンスだが。
当分はこのラケットで修行だ。